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HOME > 症状別施術の特徴 > 変形性膝関節症・股関節症でお悩み方へ
症状別施術の特徴
変形性膝関節症・股関節症でお悩み方へ
はじめに
この疾患は、「骨の異常が痛みの原因」と思われていて、「筋肉の存在が忘れ去られている」代表例です。確かに、患者さん本人が痛み・機能障害・見た目の変化等を認識した時には骨の異常が顕著になっている状態ですが、骨の異常(変形)を来した最初の原因は実は筋肉にあるのです。
問題を引き起す原因に関して
「変形性膝関節症」を例にとってお話します。膝関節には “半月板” という軟骨が存在しますが、これを「クッション」と説明する先生が多いのですが、 “半月板” は「クッションではなく「パッキン」です。
骨の継ぎ目の隙間を埋め、且つ、動きをスムーズにする為のモノです。
「クッション」として働くのは “筋肉” なのです。
本来、「クッションとして働く」はずの 筋肉の性能が落ちて、骨と骨が 直接ぶつかり合う様な負担が関節にかかり続けると、関節面の軟骨(関節軟骨)が摩耗して行きます。
それが続き関節軟骨がすり減って なくなってくると、次には骨と骨が直にぶつかり合います。
・そのぶつかり合う刺激によって、骨本体が壊れてしまわない様に “骨の増骨活動”が始まります。
・この”増骨活動”により、骨の形そのモノが変わってくる。
すなわち、「変形」が起こるのです。
治療方法に関して
治療は 「悪くなった原因⇒その結果」という、マイナスの流れを「逆戻しする行為」です。言い方を変えると、
「悪くなった “マイナスの歴史を遡る” コトにより、現状態(結果)を正常化(治す)させる・・・。」というコトです。
よって、骨の変形を来すコトになった最初の原因であるトコロの
①筋肉のクッション機能の低下
↓
②筋肉のクッション機能を取り戻す
取り戻してあげるコトが、変形してしまった骨を 元に戻すための必須条件!!
となります。
筋肉のクッション機能を整復術によって回復させてあげると、今度はその整えられた環境・状況に見合って復元し始めるのです。
治療のポイント
▼変形性膝関節症
「膝窩筋」・「足底筋」という筋肉が、早く・良く治す為のキーワードとなります。▼変形性股関節症
「閉鎖筋」・「骨盤底筋」・「寛骨筋群」等が、早く・良く治す為のキーワードとなります。▼整形外科の治療に関して
どちらの疾患も、整形外科に於いては手術を勧められ、人工関節に転換する方法が主流です。手術の場合は「麻酔」・「外傷」・「癒着」・「ケロイド」・「機能障害の残存」等・・・
痛みは消えたとしても、かなり生活への不自由さが併ないます。
関節の変形性疾患は 施術に時間を要しますので、
「簡単に早く治りたい・・・」という願望は叶い難い様相を程すコトも確かではあります。
当院の治療!整復術に関して
「軽い症状は 早く解決する!!」「重い症状に対しては 回数はかかっても、確実に良くしていく・・・」という道を辿ります。
筋肉という臓器は 収縮・伸展(伸び・縮み)するコトで機能する様に出来ています。
けれども、実は 収縮(ちぢむ)するコトは得意ですが、伸展(のびる)するコトはあまり得意ではありません。
この細かなメカニズムをもっと知りたい方は 「院長ブログ」をご覧下さい。
カラダの痛いトコロ・悪いトコロというのは 筋肉が縮んで固まっています。
ですから、「どこが、どう縮んでいるのか?」そして、「それをどう伸ばすか?」
というコトが早く良くする為の課題なのです。
ところが、「筋肉というのは ただ単純に力任せに引っ張ってしまうと、余計に縮んでしまい自ら防御態勢に入ります。」「悪いトコロとなれば 尚更です。」
この反応を「生体防御」が働く・・・と表現します。
この「生体防御」を起こさせずに どの様に伸ばしてあげるのか?」ここが「治療側=私のテクニック・・・」という話になります。
整復術に於いては このテクニックの研究・開発はとても緻密に行われていて、「方法論としてしっかりと確立されている!!」コトが 私の最大の強みでもあります。
「多少楽になった、多少良くなった・・・」ではなく、より良く・完全治癒を目指す為の課題は「伸ばした筋肉をいかに緩んだ状態で維持して行くのか・・・?」というトコロなのです。
施術の回数や頻度に関して~回復までの道のり~
筋肉が強く固く縮んでいて、最初の段階⇒「筋肉をまず伸ばしてあげるコト」で 手間取るコトもありますが、軽い症状であれば1~3回、重い症状であれば10~12回で初期の段階はクリア出来ます。まず、「最初の段階(調整)を クリア出来たかどうか?」 は「患者さんご自身が施術を受けるコトで、楽になったコトが認識出来たかどうか?」です。
その後の課題は
「その “伸びてくれた筋肉を緩めたまま良い状態に安定させる” のに、どの位の回数が 必要なのか?」という、トコロです。
▼軽い症状の場合
“伸ばすのにかかった期間と同じ位” から “その倍位の期間目安です。▼重い症状の場合
逆に安定(俗にいう慢性化)してしまった期間が、長い場合には “相当の期間を必要” とします。つまり、「緩んだ状態が安定しない・出来ない場合は 悪さの度合い・悪さの根が深い!!」と、言えます。
当院の治療
一般的施術パターンは 「検査と治療を同時進行」で行います。「一つ一つの技」が 「”検査” だけど “治療”」になっています。
そして、「その都度の施術全体」が 「”検査” だけど “治療”」になっています。
「こういう検査をして、この結果なので こういう治療(技を使う)をします・・・。」
という形態はとりません。
●筋肉の特性上、その状態を数値化することは難しいので、こちら(施術者)の感覚・感性が とても重要なのです。
●これを「観査して、当たりを取る!!」と 表現します。
●そして、施術後10~15分間の安静(寝る)してから帰って頂きます。
この時必要に応じて「アイシング→ホットリング」も行います。
▼こんなケースも想定できます!
ケガ・病気等は単独に起きるコトもありますが、幾つかの問題が重なって合併症となるケースも多々あります。1.運動臓器の異常かと思いきや、内臓疾患と絡んでいる
特に 年齢が上がって来ると、そういう傾向は強くなって来ます。
日本人の場合は 年齢が上がって、太って来ると、何らかの病気が近付いて来易い傾向もあります。
2.無意識の内に「一つの痛みや、異常(結果)に対して 一つの原因だけ探してしまいがち」
「原因→結果」が「一対一」というよりは「多対一」という場合の方が多いのです。
患者さんの立場からすると、「何回位の施術で良くなる・治れるのか?」
というトコロが、”とても気になる・大切なトコロ” だと思います。
当院の施術を受けて変化がない方はいません!
「数回受けたにもかかわらず、全く変化がない!」というコトはまずありません。もしそういうコトが起きた場合は 「はなから整復術の適応範囲ではなかった・・・」というコトの証となります。
初診の問診段階で まず私が適応範囲について、熟慮しますので そういったコトは起こりません。
「私が施術して全く変化しないコトはない!!」と、断言します。
しかし、「少し楽になった→多少良くなった気がする・・・」
というのと「完全に良くなった・完全に治った・・・」というのは 違う次元の話です。
そもそも「何をもってして治癒=治ったと解釈するのか?」はかなり「個人的見解の相違があります。」
ですから、ある段階に達したトコロで、「患者さんの想いと私の想いが食い違わない様にシッカリと話し合い、”目標を明確に設定する” 様にしています。」
<当院の施術を受ける方へ>
軽い症状で早く終われる(治癒)場合は別” ですが、現時点に於いて、とても重い症状の患者さんに対しては、まず “10回” をこちらの指導になるべく合わせた(添わせた)状態での施術をさせて頂き、その間に患者さんご自身が「治れる実感を掴めるかどうか?」を体験→実感して頂きます。※変形性関節症は手術しても良くならず、”あきらめ・ガマン”で、その後の人生を送るコトになります。
治療回数を極端に気にする方でなければ
整復術によって手術はしないで、日常生活を普通に送れる様になって頂けます。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。