黒瀬整復院

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整復術の本当の凄さ→秘密を少しずつ、お伝えして行きます

 お待ちどう様でした。

黒瀬整復院・院長のブログ 再開でございます。

 またまた、唐突ですが・・・

 私は 臨床家 ~ 治療家であります。⇒学者・研究者ではありません。

 なので、極端な言い方をすれば 
「理由 ~ 理論よりも結果」を重視します。
 けれども、
「結果さえ良ければ そうなる理由がどうでも良いのか?」 と、言うと
決してそんなことはありません。

『良い結果を出すために・・・良い結果につながる・つなげるための理由 ~ 理論を追求します。』

ただ、
『アタマで考えすぎるよりは ココロでカラダで感じるべし !! 』と、いうように 強く強く想っています。
 ↓
それが
『治療家としての信条です !!』


 話が 順逆しますが、前回までの
「筋肉って・・・」から「筋肉って・・・変形性関節症」のお話は、
ある症例の話をしたかった訳ではなくて 「筋肉」という “臓器” の話がしたくて、
その流れで 「変形性(膝)関節症」を例に挙げました。

 以前にもお話しましたが、
「筋肉」は 我々 “ヒトという動物” の “健康な生活” について考えたときに、
とてもとても色々なコトに関与しています。  
 ↓
なのに、”結構 目立ちにくい !”
 ↓ 
 けれども、
『大変重要な “キーワード” となる「臓器」 !! 』です。

 ◎特に「筋肉」の役割のうちの何が重要か?と申しますと・・・

「筋肉」は、”血流=血の巡り” に大きく関与している !! というところです。

“血流” は 我々の健康生活を考えるときに、とてもとても 大切な要素なのです。

では・・・
なぜ? そんなにも重要なのか?・・・

 この話題に入ってしまうと、どんどん解剖学・生理学・病理学・・・等の医学的な話に のめり込んでしまいます(冷汗)


私はこのブログで、学術的講義をしたいのではありません。

 私のブログは、
大前提として “黒瀬整復院” にて、「健康を目指し、”私の整復術を受けている患者さん” に向けて」
より、「施術効果をあげて行くための “補助的講和(~テキスト的役割)”」 を “熟慮” して発信しております。

 前回まで 「筋肉」について、そして 「変形性(膝)関節症」を 語らせていただいたのは、

「筋肉」という “「臓器」の特徴” や、「変形性(膝)関節症」の “発症理由” を 
 “医学的な見地から 理解していただくため” というよりは、
『治療(早期治癒) のコツ⇒モノの観方、捉え方、理解のしかた』等を
私的表現で言うところの 『裏メカ』・『本メカ』を ご理解いただくコトで、早く治っていただくために 大きく役立てたいからなんです。

 また、「治療家としての黒瀬のモノの “観方”、”視方”、”診方”、そこから来る “捉え方”、”理解のしかた”⇒”価値観”」が
「モチベーションの維持」、「目標の達成」や「幸せ感のつかみ方」 等に 即、役に立つからなんです(笑顔)

“ココロのメンテナンス” にも “効果絶倫 !” じゃない “効果絶大 !!” であるコトから、
「私の強力な治療ツール」 として、『整復術の中核として、活用している業』 なんです。
 
ですから、是非ともに ご理解いただきたい ! トコロなのです(笑顔)


 ですので、
現段階では あまり行き過ぎた医学の話(基礎的医学や一つ一つの症例説明)をして行くつもりはありません。

 もちろん、
機会を見て 必要に応じては、させていただくつもりです。

 けれども、
毎日 治療の現場に立ち、多くの色々な患者さんと接していて 痛感しているコトがあります。

 それが・・・

“ココロの問題” です。

昔から、「病は気から・・・」と言いますが まさしくそうなんです(苦笑)

いわゆる、
“ココロの治療” とまでは言わなくとも “カラダの治療” に対してでも、
“ココロのメンテナンス” を同時に併用して行ったほうが、確実に早く、より良く治れます(笑)

 そのための
“意識の話⇒ココロの話” だと思って、聴いて(読んで)行ってくだ・・・さい(笑顔)


[筋肉を・・神経を良く出来るから・・変形性関節症も治せるのです!!]

 大切なことなので、「リバウンド ~ 好転反応」についての補足を少々・・・
お話させていただきます(笑顔)

 前回までの「変形性関節症」でのお話と 多少ダブる部分もあるかとは思いますが
大切なトコロだということで、お聞き(お読み)下さい。

 では・・・

 「関節」の変形が起こると、その周辺の「筋肉」の動きが阻害され始めます。
そもそも、「関節」が変形し始めたというコトは 「関節周辺の筋肉」の働きに
問題が起きていた訳ですが、「骨」の形が変わってしまったコトで “負の連鎖” が
始まり、更に「筋肉」の働きが悪くなってしまいます。
 ↓
 その “負の連鎖” によって
「筋肉」が過度に緊張してくるために、痛みが出てきます。
 ↓
 ですから、
我療法においては まず、痛みを取ります。
 ↓
 もちろん、お薬等でではなく、”手技” によってです !! よ(笑顔)
どうやるの・・か ?? それは・・・ 「筋整復」 ~ 手技によって・・です !!
 ↓
 そうすれば、
「筋肉」が緊張から開放されます。
 ↓
 そうすると、
「筋肉」が健康な状態へと向かい始めます。
 ↓
 その環境(状態)をある程度維持していれば、「関節」の変形が 改善してゆくのです。
 ↓
 そうなるコトで、
“痛みの抜本的解消” を果たせるのです。
 ↓

 ※ここで、チョびっと難しいコトをお伝え・・・しますね(笑顔)

 「リン(P)」という物質が “鍵” になっているのです。⇒「リン(P)」は “人魂” と呼ばれる 、“火の玉のエネルギー源” です。
  
この変形した関節において、
 「リン(P)」が 「骨」に取り込まれるのか? 「筋肉」に取り込まれるのか? が大きな問題(=”重要な鍵”)なのです。
 ↓
 ●「筋肉」が正常になれば、「リン(P)」は「筋肉」に取り込まれます。
 ●「筋肉」が弱くなると、「リン(P)」は「骨」に取り込まれてしまい、骨変形 (=骨棘形成)を起こします。

すなわち、「リン(P)」が 「筋肉」「骨」のどちらに取り込まれるか? が、「関節」の状態を決める重要な “鍵” な訳です。



 では、なぜ?? “痛み” は取れるのか・・・? ですが、
 ↓
 それは・・・
[道]=「関節裂隙 ~ 関節の隙間」を拡げてあげるから・・・なんです。
 ↓
「関節痛」は 負担のかかっているトコロ ~ 加重されるトコロに出てくるモノなんです。
 ↓
 なので
「関節」の加重ポイントを移してあげれば “とりあえずの痛み” は消えてくれるのです。
 ↓
 実は、
「関節」の状態・機能(動き)は 「関節面の広さ」で決まるのです。
 ↓
 つまり、
「関節面⇒関節裂隙」を拡げるというのは、喩えると “交通渋滞する道路の道幅を拡張する(道幅の確保)” みたいな話です。
 ↓
「関節面」を拡げてあげると、自然と(無意識的に)その広がった関節面の部分に “重心が移動” して
そちらが使えるようになるのです。⇒「関節面」を拡げてあげる行為(手技)は “緩やかな力” でないとダメなんです!!
                 “強い力” を加えたら、「関節」が直ぐに壊れてしまいますから・・(冷汗)
 ↓
 そして、
[道]が拡がれば 自然と拡がったトコロが空くわけですから、そこが通れるようになる訳です。
 ↓
●「関節面」が狭くなってしまったために 交通渋滞が起きた!
●「関節面」が拡がったために 交通渋滞が解消された!! ⇒それが “とりあえずの痛みの解消” というコトです。
 ↓
 ところが・・・
少し良くなった状態で使っていると、その時に使われている「筋肉」は 最近まで、あまり使えなくなっていた「筋肉」ですから
まだ弱いんです。
 ↓
 ですので、
少しの間使い続けると またまた “痛み” が出始めます。⇒これが前回にお話した「小さなパターンのリバウンド」でもある訳です。
 ↓
 そこで、
この「小さなパターンのリバウンド」を起こした「筋肉」をしっかり強くさせるために・・・

『治療を継続する !! 』 そうすれば、”その痛み” はまた消える。⇒その「筋肉」が強くなった→蘇ったわけです。



※「小さなパターンのリバウンド」を意図的に何度か繰り返させるコトにより、
「関節面」の加重を変えて(拡げて)ゆく・・・これが『治療』であります。

これを繰り返して、”痛みの出る領域” を拡げ、無くして行きます。
 ↓
 それが完成する過程においては、
やはり、前回お話していた「大きなパターンのリバウンド」も ”全体的統合現象” として体験するコトがほとんどです。



 このように
“痛みの抜本的解消” ⇒ 『根本的・本格的治療』を本気で施術する場合には
どうしても、「筋肉」「骨」という ”組織→臓器” が修復するための 「仕方のない、当たり前の時間」を要します。
<半年から一年目安です>


※「関節面」を拡げる手技について・・・

どうしても、”ある程度の外力的な圧” をかけて
少しづつ拡げてゆくわけですが、当初はすぐに戻ってしまいます。
 ↓
この現象も 「関節」→「人体」からすれば、治ろうとする「自然治癒力」の現われです ! し、
「生体防御反応」である !! とも言えます。

 ですから、
“極力小さな力” で、良い意味で “ダマしダマし” ちょっとずつ "馴染ませて行く" わけです。
 ↓
 しかし、
どうしても変化して行くコトが カラダにはバレてしまう(汗)たとえ、カラダの持ち主は気付かなくとも・・(苦笑)
この現象も 「小さなパターンのリバウンド」というコトです。



あれ・・・?

“補足” のつもりが “捕捉” になって、またまた長く な っ ち ゃ っ た ・・・ すいません (笑顔)


[壊れる理由をシッカリ知っているから・・治せるのです(笑顔)]

 それでは、
 治し方について・・・ではなく、 

 なぜ??「変形性関節症」が治るのか?
変形=形の変わってしまった「骨」が、元に戻れるのか? をお話します(笑顔)


 では、
ここでもう一度 どうして??「変形性関節症」が起こったのか? を思い起こしてください。

 そう、
「筋肉」のクッション的性能が落ちて 支持性がなくなり、モロ「骨」に負担がかかって
そのために、「骨」が変形してしまった! んでした・・・ね。

 治す時はその逆を辿ればイイ! ⇒歴史を遡らせる!! (カッコイイでしょ)

 なので、
「筋肉」の機能を元に戻してあげれば、「骨」の形も自然と 元に戻り始める。 

というわけなんです。

 少し前までは、一旦「骨」が変形してしまうと 一生そのまんま・・・元には戻らない! と言われていました。
 
しかし、最近の研究では、
元に戻る! ⇒元に戻れる!! ことが、実証されています。
 ↓
「骨」が “元に戻れる環境設定” をしてあげるコトが大切なわけですが・・・
<この考え方・捉え方は、色々な問題解決にとても重要です !!>

 ↓
その “環境設定” というのが、”筋肉の調整” ⇒ 「筋整復」 ということなのです。

 
 「筋整復術」により 「筋肉」の”クッション機能的支持機能” を元に戻してあげれば、 
「骨」は 自然と元の形に修復する機能を持っているのです(驚)(笑顔)

 ※やっぱり、人体ってスゴい!! い゛すよね※

◎話のついでに・・・「変形性関節症」→「骨」の異常・・・
          「骨折」→「骨」の異常・・・ 
ある意味、同じ「骨」の異常ですから、
"治す時"の"治り方としての考え方" は同じです。やはり、「筋肉」を先に考えて治すのです。

 しかし、
いくら元に戻る! といっても 短期間ですぐに修復出来るわけではありません。

 変形度合いや、ご本人の修復能力⇒年齢や生活環境、食べ物の趣向や全体的な健康状態・・・等が
総合的に関係し合って、結果として治っていきます。

ですから、それなりの結構な時間は必要です。

 ので、
「本気で治りたい! という “強い想い⇒覚悟” が必須!! ですよ・・・」 というコトなんです。



 ここで、とても大切なお話を付け加えさせていただきます。

『リバウンド~好転反応』という 現象についてです。

「変形性関節症」の痛みは 必ず解消します!!

 しかし、
その治ってゆく過程において 必ず「リバウンド」が、起きるのです。

 私の施術の特徴・・・は

◎ 多数ある「関節腱」の ”腱の収縮力=ブレーキ力” を回復させるコトで、同じく多数ある「関節筋」を活性させて
“筋肉の伸展力=アクセル力” を回復させるコトです。

◎ これにより、「筋肉」の “運動持久力” や “動作可動力” が よみがえって、
“痛み解消” はもとより  “関節の変形自体を改善” に向かわせます。

◎ けれども、この多数の「腱」や「筋肉」の改善度合いには 必ず “バラつき” が、生じるのです。
このバラつきが 大きくなると、『腱と筋肉=ブレーキとアクセル』の バランスが崩れて、一時的に痛みを誘発させて
ワザと動きを短期間停止させ、バランスの取り直しを自ら図って来るのです。

これが「小さなパターンのリバウンド」です。

◎ 具体的には、何度か施術を受け「楽になって来たな!! 」と 感じ始めた矢先に、
「小さなパターンのリバウンド」がやってきます(苦笑)。

◎ でも、これは 加療を続けるコトで、早期に解消しますから「やっぱり、チャンと楽になって来ている !! 」に戻ります(笑顔)。

◎ 関節痛の解消過程では、この「小さなパターンのリバウンド」を 何回か繰り返します。
ですので、
「リバウンド」が起こるというコトは “改善シグナル” な訳です(笑顔)。・・・が・・・

◎ ところが、そうこうしている内に
今までとは感じの違う、強い痛みを伴い、動けないような異状に見舞われるコトが起きます。
これが 『大きなパターンのリバウンド』です。

◎ 「小さなパターンのリバウンド」を数回繰り返し、細かな部分のバランスは取れてきます。
それによって、”今まで使われていなかった、あるいは使うことが出来なかった筋肉” が
使われ始めるコトによって、”新たなる問題” が浮上し始めるのです。

これこそが「大きなパターンのリバウンド」なのです。

◎ そこで、またまたのチャレンジ!! となるわけですが
「この課題⇒大きなパターンのリバウンド⇒治療を続けるコト」を “顔晴って” 、“クリアー” して行くと・・・

凄いですよぉ~(笑顔)

「痛みは解消し、動きも良くなります!! 」⇒『多数の筋肉間での連動性能があがった!! 』というコトです。

◎ つまり、つまりは・・・「リバウンド」は 改善の大きな大きな “シグナル” なのです!!

◎ あ、
●「小さなパターンのリバウンド」が、何回も何回も起きる ! ということは・・
その傷病の “悪さの度合い⇒根の深さ” が、大きい!! というコトであります。

喩えると、「いち筋肉さん個人の機嫌がとても悪い! 」状況→機嫌直し!!

  また、
●「大きなパターンのリバウンド」が、とても強い ! ということは・・
それだけ “全体的に衰えていた⇒性能が落ちていた” というコトでもあります。

喩えると、「沢山の筋肉さん達同士の仲が悪い! 」状況→仲直り!!
  
という 感じでしょう・・か・・(苦笑)

◎ ですから、「リバウンド」には 負けずに乗り越えちゃいましょう(笑顔)



とは言いつつも・・

※具体的な「整復術~筋整復術」の施術に関しましては 当院の”企業秘密”であります(笑)
  また、とてもではありませんが 文章として書き切れる範疇のモノでは、ございません(笑)

ですので、

“覚悟の決まっている方” は 是非ご来院ください・・・(笑)
そして 治って、元気で楽しい毎日を取り戻してください!! (笑顔)






とりあえず・・・

 私としましては、今までの話が ちょっと”コア” になってしまい、”独りよがり的方向に突っ走った(苦笑)” コトは
気付いているのですが・・・(今回も とても長くなっちゃいました・・冷汗・・)

 実は、
次の話題にしたい・・・“意識の話” は もっともっと”コア” な話になってしまいそうなんです(苦汗汗汗…)

 ただ、”この手の話” は 知りたい人にとっては、
 ホンとーに 聴きたいお話な ”ハズ” なんです。

 で、
私もしたいんです!!

 ですので、
充分工夫しながら 少しずつ、ゆっくりと、丁寧に 時間をかけてお話して行きたいと考えております。


例によって、チビっと休息してから 再開します。


乞うご期待!! (笑顔)・・・


[骨の変形が治る理由も、筋肉・・です!!]

 では、
「関節」=”骨と骨のつなぎ目” のところの「骨」が “変形” してしまう、『メカニズム』 ~ 過程・理由をお話します。

 『メカニズム』は どこの関節の変形でも共通しますが、治療の現場では「膝 ~ひざ~」関節の変形が
圧倒的に多いので、「膝関節」を例にとってお話します。

 まず、「膝関節」には “半月板” と呼ばれる、”軟骨” が「大腿骨 ~太ももの骨~ 」 と「脛骨 ~すねの骨~ 」の間に存在しますが、
この “半月板という軟骨” が、「膝関節」の “クッション” だと思っている患者さん・ ”そういう説明” を受けている患者さんが ほとんどです。

この “誤解” は 医療従事者の間でも、普通に起きていますので
患者さんはそちらからの影響を多大に受けてしまうので、ある意味当然の事なのかもしれません(苦笑)

“半月板” は “クッション” ではありません。

 “半月板” は “パッキン” (の様なもの)であり、”ベアリング” (の様なもの)でもあります。

 平らな面の「脛骨」の上に 角が丸くなった「大腿骨」が乗っている「膝関節」ですので
そのままでは 左右方向にグラグラしてしまいますので、そうならない様に内側と外側から 
くさびの様に 「半月板」が “パッキン” として入っていて、
尚且つ 「脛骨」の上を「大腿骨」が、前後方向に滑り回転運動をしやすい様に 「半月板」がついているのです。

 では、
カラダの重さを受け止める “クッション” は 何がやっているのか・・・?

 そう・・・
やはり、それも「筋肉」がやっているのです。

 「関節」には “関節裂隙” と呼ばれる “隙間” があります。
もし、関節周辺の「筋肉」が弱くなると その “隙間” が 保てなくなるのです。

“クッション” である「筋肉」の性能が落ちてしまい、支持性が弱くなると “関節裂隙” を押しつぶすストレスが、かかり始めます。

そうなると、
●「骨」同士がぶつかり始める。
 ↓
●「骨」が腫れ始める。
 ↓
●そのせいで 更に「関節裂隙」が狭くなる。
 ↓
●「骨」同士がぶつかり、擦れ合う様になり “関節面” にある“関節軟骨” が、磨り減ってくる。
(骨と骨のつなぎ目で骨同士が滑りあう面→”関節面” には
“関節軟骨” と呼ばれる組織がついていて、ツルツルの状態になっています。
そこに “関節液” と呼ばれる、さらさらの潤滑油が 満ちています。
その関節は “関節包” とよばれる、”袋様組織で覆われています。)・・・ちょっとややこしいですね(苦笑)
 ↓
●“関節軟骨”が磨り減って、無くなってしまう。

 ↓
●そうなると、「骨」同士が 益々ぶっかり合ってくる。
本来ならば、「筋肉」が支えてくれているのですが その援助がなくなっているので
「骨」が自力のみで支えなくてはならないので “骨量” を増やしてくる。(=増骨作用)
そうなって、骨棘=こつきょく(骨が棘のように変形してくる) が 形成されてくる。
 
 「骨」が自らを太くすることで、支える力を上げようとしてくるのです。
このようなときに カルシュウム (リン酸カルシュウム) を多くとると、余計に “骨量” が増えすぎてしまう!
つまり、 “骨変形” を助長してしまうのです。

 だから、「変形性関節症」の方は カルシュウム系のサプリやお薬を飲んではいけない!! のです(驚)



 ※私としましては このブログを書くにあたり、
なるべく専門的医学用語を使わないように 気をつけているつもりなのですが、
どうしても 
話の内容自体が 一般の方にはなじみの少ない、聞きなれない方向性にあるので・・・

分かり難く、難しい! という意見を 多数頂きました(冷汗)

 申し訳ございません。

 

ですが・・・

では どうして治ってゆくのか?・・・は 

次回に・・・


[変形性関節症だって、治る理由は・・・]

 では、「変形性(膝)関節症」について お話の続きです。


が、・・・・

 ここで大変重要な お話を・・・

 私が、
「筋肉」に こだわる、熱く語りたい理由がちゃんとあるんです!!

以前から、お伝えしているように 「筋肉」と「骨」は、色々な違いがあるのですが、

“痛み”や”痺れ” 等、”身体の不具合感”を 解消したい! ・ どうにかしたい!!  という方にとって、

「筋肉」という臓器は ”重要なカギ” と、なるからなんです!!

「筋肉」は “運動するための臓器” 以外としても、色々なコトに関与していますから、
「筋肉」を “良くする”⇒ “調整できる” ⇒ 「神経系」や「内分泌系」等々の “調整も可能になる” と、
いうわけで・・・ “色々なトコロを改善することが出来る” のです。

 だから、
『私の治療の守備範囲は広い! 』 のです。

『一般的な治療とは 異なった領域において、有効性が高い!! 』 と言えるのです。


 特に、”痛み” に関して言うならば
「骨」の状態ではなく、「筋肉」~「筋・・すじ」の状態で 痛みを発してくる(決まってくる)からなんです。

 “痛み”は 「神経」を介して「脳」が感じ取っているのですが、
その「神経~知覚神経」の分布をみてみると ハッキリします。

 「知覚神経」 ~ “痛みを感じ取る神経” がほとんど「骨」にはないのです(驚)

もちろん全くない! とは言いませんが、
「骨」は 「骨膜」と呼ばれる薄ーい膜に覆われていますが、
その「骨膜」に あまり敏感ではない「知覚神経」が少しと、「骨」のある部分に 通り抜けるようにしか「知覚神経」は通っていないのです。
 
ですから、ある意味「骨」自体は結構 ”鈍感” な臓器なのです(苦笑)

 なので・・・
「骨」が “変形” して痛い! というのは、チト違うのです。

 似たような話で、
よく 「胃」が痛い! と言いますが、これも間違いで、「胃」そのものには 「知覚神経」がありません。
「胃」の周りの「知覚神経」で 痛みを感知しているのです。


 こういった “世間の常識”⇒ “感じ方” と “カラダの実態” が、 “ズレている! ” 場合が あちらこちらに存在していたりして・・・
やっぱり カラダって、凄い !! んですよ(驚)


 
またまた、前置きが長くなりまして 本題は次回へ・・・


[通常ではまず、治らない"変形性膝関節症"だって、治ります!!]

 今回は「筋肉」に関連する事で 「骨」と係るとても重要で、「筋肉」をより理解していただくための
“とっておきのお話” を させて頂きます。(笑顔)

 「筋肉」と「骨」⇒「関節」にまつわる・・・凄い真実!!

 ひっぱりますよ~ォ
だって・・・皆さん方、ほとんど知らない 聞いたことのない!! お話だと思いますんで・・・


 では・・・
「関節」の変形⇒「変形性(膝)関節症」について お話ししたいと思います。

  とりあえず 「ひざ関節」をイメージして聴いて(読んで)ください。⇒ "関節変形のメカニズム"  はどの関節でも ほぼ一緒です。


◎「骨」と「骨」のつなぎ目を「関節」と呼びますが、年齢が上がって来て・・・
 
もちろん個人差はかなりありますが・・

その人なりの体質や生活状況、生活習慣、食べ物、職業等・・カラダの使用状況なども絡んで来て・・

〇関節を動かすと、痛い。
〇見た目にも腫れていて、全体として形が変わってきている。
〇そうこうしている内に、じっとしていても痛くなってきた。 
〇触ってみると、ブヨブヨしている。
〇やっと立ち上がり、動き出そうとすると 激痛が走る。
〇夜寝ていても、痛みで目が覚めることがある。     …等々のようなコトが起こりやすくなります。

 困って 病院に行って診て(レントゲン写真を撮って)もらったら、「変形性(膝)関節症と言われた。」

お医者さんが レントゲン写真を見ながら、
「ほら、ここの骨同士の隙間がなくなって 骨同士がぶつかって、骨の形が変わってトゲトゲしてるでしょ! この変形のせいで痛いんですよ。」
 と、
「とりあえず、鎮痛消炎剤を出しますから飲んでみて 様子を見てダメだったら、手術で 人工関節に換えましょう・・・」 

 簡単に言うと、
こんな感じの流れが出来上がるんですよね (苦笑)

 ま、とりあえず
 当初は お薬を飲んでみて、”みず”が溜まったら注射器で抜いてみて 場合によっては、”ヒアルロン酸” とかを注入・・・ということも
あるでしょう。

電療もしてみた。 テープも貼ってみた。 サプリも飲んでみた。でも・・・(涙)

 あ、ちなみに
「変形性関節症」は、カルシュウム系のサプリやお薬を 飲むと余計に悪くなります!!

 え、なぜ・・・???
それも含めて、次回からお話しします。


[五十肩が早く治せる理由・・・筋肉って、やっぱり凄い・・・]

 またまた引き続き「筋肉」にまつわる話・・・

 では、
 「悪い処の筋肉は縮んでいるので、治す為には伸ばしてあげる。」
その為には、患者さんとしては どうすれイイのか? 何ができるのか? と考えたとき・・・

○マッサージ、指圧・按摩等を受ける。

○ストレッチ、ストレッチ体操、ストレッチング…等色々な呼び方はあるかとは思いますが、
いわゆる、ざらっと考えたときに ”筋を伸ばせそうな”、あるいは “筋が伸びそうな” コトを 自分でやってみる。

○ヨガ、太極拳等の動きの穏やかそうな運動をやってみる。

等々の対策を思い浮かべるのでは…? ないでしょうか・・・

 ところが 残念ながら、それらの方法では かなり難しいのです。

 もちろん、”全く意味がない” というコトではありません。

ただ・・・

◎「筋肉」という臓器は “自分が縮んだ” というのは、認知しやすいのですが “自分が伸びた” というのは認知しにくいのです。
「え? でも、自分は”筋” が伸びたのは普通に感じれている! 」と 誰もが思うでしょ・・?

しかし、そう感じているのにはもう一つ 「筋肉の事情=メカニズム」が、絡んでいるのです。
私は こういった2枚、3枚噛んだ事情を 「裏メカニズム=裏メカ」⇒「本当のメカニズム=本メカ」 と呼んだりします。


 「筋肉」は 他動的に引っ張られると、その刺激に対して 守りに入ります(すなわち、縮みます)。 その刺激が強いほど、強い防御態勢に入るのです。
これを 「生体防御反応」 と呼びます。

 この「カラダの持ち主の意識」とは別の、
「無意識的に起きる・起こす反応」によって 「筋肉」は、自らを守っているのです。
ちなみに、この”無意識下の指令” は ”自律神経” を介して “潜在意識” が出しています。 (この意識の話は また後々に・・・)


 で・・必ず、
「ある筋肉」=「伸ばそうとした筋肉」に 伸展力を掛けると、「その筋肉」は 「生体防御反応」を、大なり小なり起こしますので 一旦縮むのです。

その縮んだコトを感じ取って、本人(カラダの持ち主)は “自分が狙った筋肉” が伸びたモノだと錯覚して認識しているのです。

 しかし、
それに対応して、実のところは その「ある筋肉」に相対する「拮抗筋」が 連動して伸ばされているのです。

 ですから、
“まったく意味がない!!” 訳ではなく、”ちゃんと伸ばされた筋肉” もあるのです。

ストレッチング体操の場合 やっている間は「拮抗筋」が伸びたのですが、
止めた後にすぐに「生体防御反応」が出て 縮み始めてしまうので、結果として “あまり伸ばせてはいない!!” というコトになってしまうのです。

 ましてや、、
“自分が狙った筋肉” が ポイント良く「伸びれたわけではない!!」  というコトでも、あるわけです。

 そもそも、
一般の方が 自身で明確に狙って筋肉を伸ばしているか(伸ばそうとしているか)?⇒ちゃんと狙えているか? というと・・・
多くの場合は 狙えて・・いません。
おそらくは そんなピンポイント的発想なんて、わからない・・・???ですよね(苦笑)

 なので、
“あまり細かく捉えなくてよい?” と思います。 


 けれども 私は治療家ですから、
「より良い、より早い治療効果を考える」と とても重要な「裏メカ」なわけです。


 大雑把に
皆さんが 「筋を伸ばそうと思ってやっているコト」 は、全てが外れているわけではないけれども、ピタリと当たってもいないので
「症状がひどくなって、早くどうにかしたい!」 ⇒「早く治りたい!!」 ならば、「治療」で行く方がイイ! ⇒「治療」でなければダメ!! と いうコトになるのです。


 「筋肉」の「裏メカ」⇒「本メカ」に ふれてしまったので、話が少しコアになったゃいました(苦笑)

と言いつつ まだ「筋肉」を語りたいので、次回へ・・・


[四十肩が早く治せる理由・・・筋肉の本当の姿・・・]

 引き続き・・・ 

 世間一般的に
“カラダが柔らかい!” という表現がよく使われますが、この場合は 主に関節の動ける範囲が広いコトを指しています。

 確かに 関節の動ける範囲⇒関節可動域=ROM(レンジ・オブ・モーション)と表現しますが
ROMは広い方が 何かと便利ではあるかと思います。

 しかし、
特殊なスポーツや芸事をしているのでなければ やたらに広い必要はありません。
その人なりの仕事や生活に必要な可動域があれば、十分である! と思います。

 私が捉えるところの “カラダが柔らかい” というのは

●「筋肉の質」 ~ 先天的な素養であり 変えられません。

●「骨に対しての筋肉の長さの割合(筋肉の長さのゆとり)」 ~ 先天的素養であり 変えられません。

●「脱力度合」 ~ 訓練によって 変えられます。 ココロの状態によってもかなり変化します。

●その人なりの関節の可動範囲における動きの滑らかさ(関節の動きの潤滑性) ~ 治療(患者さんからすれば受け身の行為)による改善が”ほとんど”です。
[関節という”部分”的な捉え方として・・]

●動きのリズムやテンポ 動きの滑らかさやスムーズさ等・・・筋肉の動き(収縮・伸展)の協調・協律性の問題等 ~ 訓練によってまた、治療によって変えられます。
[動き全般の”全体”的な捉え方として・・] (ここが治療によって一番改善できるところです!⇒治療でないと改善は”難しい”です!!)

そして、やはり
●ROM ~ 訓練によって変えられますが、あまり無理に変えようとしない方かイイです。⇒ケガにつながります(困)

等が “うまく絡み合えている状態”⇒[バランスが良い]=”カラダが柔らかい” を指します。



 また、筋肉の性能・能力 を考える場合

“筋力”⇒(筋肉の強さ) というのは、何か・・・?のとらえ方が大切になります。

 一般的には 筋肉のチカラを大雑把に言っていると思います。

 そこを 私はその”筋力”を3つに分けて捉えています。

●1.「筋力」 ~ 筋肉の縮む能力(筋収縮力) →パワー

●2.「筋持久力」 ~ 筋肉の伸びる能力(筋伸展力) →継続力

●3.「動作力」 ~ 筋肉の縮む能力と伸びる能力のバランス性⇒バランス力(筋収縮伸展力) →統合力

〇一般的な筋力運動(特に負荷をかけるトレーニング)は 1.の(筋収縮力)を上げようとしている! ということになります。

対して 私の治療は、
〇2.の(筋の伸展力)を上げてゆきます。 この2.「筋持久力」は 自力でどうにかするのは難しいので、治療で対応するしかない! で・・・しょう。
<筋肉の持久力の回復 !→筋肉の代謝力の賦活 !! >

そして 当然2の(筋の伸展力)が上がらなければ、
〇3.の(バランス力)は上がりませんので 3.の「動作力」も治療の成果によるモノ⇒治療による対応 と言えます。
<相対的筋力強化 ! >が 治療によって獲得できます !!


 ※但し、非常に身体能力の高い方や特殊な鍛錬方法を身に付けている”良い意味で特殊な方”はいらっしゃいます。
 
ちなみに、私も自分で出来ます(笑)


 ホームページの動画でもお話ししましたが、

「悪い処の筋肉は縮んでいます。」ので 「伸ばしてゆるめてあげればイイ!」というコトになります。
そして、より 緩んだ状態が維持できれば、「治療は完了!!」というコトになります。

ですので、治療する側からすると
●「どこがどう縮んでいるのか?」 
●「そこをどう伸ばす(治す)のか?」
●「どう維持させていくのか?」
が 課題となります。

具体的方法に関しては…『企業秘密』というコトになります(笑)

 が、患者さんに対しては・・・
 「ゆるみ切り、それを維持して行くのは かなり難しい!!」
ので、
 『本来の人間の健康は能動的に維持・管理する事がとても大切です。』⇒つまり、『健康を自己管理する!』⇒『自己鍛錬!!』というコトにもなるのです。



 「筋肉」にまつわる話は、まだまだ 続くので次回へ繋がります(!(^^)!)


[多くの人が知らない、筋肉の特徴⇒それを活かして早く・良く治します]

 前回に引き続き 「筋肉」の ”知られざる特徴” について・・・

 「筋肉」は "伸び縮みして機能を果たす臓器" ですが、
基本的には “受動的” 要素の高い組織でもあり これもまた、女性的である! と言えます。

全体として、自ら 縮むのは得意ですが 伸びる方はあまり得意ではありません。

では どの様にして伸展しているのか?・・・

●「筋肉」は 両端を骨に付着させていますが、その付着部分に「腱」という 組織を持っています。
この「腱」を縮めることによって、「筋腹~いわゆる、全体的に見た筋肉」を引っ張ってもらい 結果として伸ばしてもらいます。

※「筋肉」⇒「腱」が両端にあり、中の間の部分を「筋腹」と呼びます。
生理学の世界では [「筋肉」は”エンジンである!!” ] という 表現をするのですが、
もう少し言うと [「腱」が ”ブレーキ” の役目をし、「筋腹」が “アクセル” の役目をしている。] と 表現できます。

●「筋肉」には "拮抗筋" と呼ぶ、例えば 裏表や左右等、見かけ上 相反する動きをしているけれども、実は 機能的には「サポートし合う筋肉」があります。
言い方を変えると サポートし合えるように、”「筋肉」は 配置されている!!” と言えます。

~カラダって本当に良く出来ているんです。~

 この反対側の「筋肉」に 縮んでもらって、引っ張ってもらう⇒結果として伸ばしてもらっています。

 ※部分としてみたら、”拮抗し合っている筋肉”=「拮抗筋」が 全体としては、実は “協力し合っている”=「協労筋」という関係性で作用しています。

~お互いに協力して ある運動を成立させている~ 絶妙のバランスを保っている!! わけです。


ホント人体って凄いですよね)^o^(



 ついでに もう少し突っ込んだ話をしちゃいます。

 ※「筋肉」は「筋繊維」と呼ばれる細い繊維の集合体ですが、筋繊維の一本一本は 真っ直ぐにしか伸び縮みしない、というより 出来ないんです。
ただ、筋繊維の走行が斜めに走っていることで 捻じれ(螺旋)の動きを可能にしているのです。



 続きは次回に・・


[筋肉のスゴい秘密⇒取れない痛みが解消する理由]

 一般的に・・・

 どうしても 「骨」の異常というコトに対しては、皆さんの関心(気付き)が 高い場合は多いのですが、
「筋肉」~「筋・・すじ」に対しての認識が 医療従事者も含めて、かなり低い場合が多いように思います。

例えば 「骨折・脱臼」は重傷(症)だろうけど、「打撲・捻挫・肉離れ」は軽傷(症)だろう・・みたいな・・・

 ケガや病気が治るのは 傷(痛)めた ”組織” が自己修復するからであって 治療者が治している(治せている)訳ではありません。
私たちは 修復し易い環境設定のお手伝いをしているにすぎません。

ですから、治り具合(速度や程度)は "損傷した組織" の修復能力や状況で決まってくる・・・モノなんです。

実は 「筋肉」は「骨」より、修復力が低い! 更に「神経」はもっと低い!! のです。

 ※「修復能力」の強さは 大雑把に表現すると・・・
  「骨」>「筋肉」>「神経」 なんです(驚)




 ●「筋肉」という 臓器は、伸び縮みをすることによって、本来の筋肉としての役割を果たします。

  ~ 一般的には 骨の曲げ伸ばしをする単なる運動するモノ位に思われていますが、
実際には、血の流れや神経のバランス、ホルモンの調整等 色々な生命活動に深く関与しています。 ~

そして、心の状態にまで かなりの影響力を持っています。

対して、

 ●「骨」というのは 一般的に思われている程 重要ではない! とは、言いませんが
わり方単純な役割・・・体を支える! という大きな役割ではありますが、"認識しやすいコト" を担っていると言えます。

ちなみに
 「骨」という組織は、金属のように硬いモノではなく 結構撓りがある柔らかいモノで、喩えて言うと木の枝の様なもので、
 「筋肉」が ギューッと圧縮された "棒" みたいな感じのモノです。


 ●「筋肉」というのは ある意味、分かり難くって、医学的・医療的にも “物的証拠” を見つけにくい、"実情を把握しにくい臓器" です。

対して、

 ●「骨」というのは 比較的わかりやすく、医学的・医療的にも “物的証拠” を出しやすいし、"実感的にも意識しやすい臓器" といえます。



この特徴は 女と男と いうか、一般的な日本の家庭構造に似ていると思います。

 ○お父さん(=骨)は 一家を支えて、有事の時には前面に出て 荒波を受け止め、仕切ります。・・・が

普段は

 ○お母さん(=筋肉)が 色んなことに気を回し、細かなことも対応して全体を見渡し 沢山のことをしてくれています。


 また、
とりあえず、お父さんが稼いでくるとして・・・

 ○その稼ぎ頭のお父さんが 病気やけがをした場合、ダイレクトに家計に響いてしまうし、色々と不都合が分かりやすいので
早くゆっくり休んでね・・・というコトになり易い。

けれども、

 ○お母さんの具合がわるくなった場合には 目立ちにくいというか、休まれたら困る! という周りの都合も含めて
気付かないコト にしてしまったり、本当に気が付かなかったり・・・ということで目立ちにくいコトが多い。
 
 
 実は、
女の人の方が、元々 男の人より生命力が強いのです…

 ★大雑把にみると 瞬発的には男性の方が優位にありますが、継続的には女性の方が優位にあります。

 男性は全体の三分の一の血液を失うと 命を落としてしまいますが、
 女性は全体の三分の一の血液が残っていれば 生きていられます。

★また、
 女性は、出産時の分娩痛に 耐えて赤ちゃんを産めますが、
もし、同じような痛みを 男性が、発した場合には、すぐに気を失ってしまう!! と よく言われます(冷汗)


☆ちなみに 世間では “弱々しいコト" を “女々しい” と言ったりしますが 実際には “男々しい” (=弱々しい! ) の方が
当たっているのかも? しれません・・・(苦笑)

と まぁ 色々とありますが・・・


 ◎男と女、プラスとマイナス、陽と陰、骨と筋肉・・・ ”二つで一つ” お互いの相互協力で成り立っている!! コトは
確かで、間違のないコトであると思います。



 私は “例え話-喩え話”や”置き換えの話”を かなり、多用しますが
中々 ピタリとしない時もあるかも? しれません。 
 けれども、大雑把な方向性や全体性を重視する時には 結構これがイイんです (笑) と、思っています。



 ●男(骨)というのは 結構単純で、「バカ野郎!!」⇒「はい。すいません!!」 みたいなところがあって、「力」でなんとか・・なっちゃう!的な・・・(苦笑)

 ●女(筋肉)というのは かなり複雑で、「バカ野郎!!」⇔「何がバカ野郎なのよ(怒)。怒鳴らなくったってイイじゃない!!きちんと説明しなさいよ!!」
  みたいになっちゃって・・・こちらが ”おかしな力” を加えると反発されちゃうんです・・・(汗・汗・汗)



 ※この”不用意な力への反発” というモノに対して反応(応対の仕方を間違うと、更に事態を複雑にしてしまう!!

こちらからすると、”良かれ・・・”と 思ってやったコトが まったくの裏目になってしまう・・・。

そんなことが 日常茶飯事、普通に起こってしまう・・・。(特に男である私からすると女の人に対して…汗・汗・汗)


でですね、
 「筋肉」は非常に外力・外圧に対して、かなり敏感な臓器なんです。

ですから、
 「やたらな治療は受けてはいけない!!」⇒「やたらに 揉んだり、押したり、叩いたり してはいけませんよ!!」
という コトなんです。

 「筋肉」は”過刺激”に敏感⇒弱いんです。

 そして、
「筋肉」は 調子が悪くなると、縮んで守りに・・・⇒修復に自ら入るんです。

その時に神経を巻き添えにするので 痛かったり、痺れたりするんです。

 ですので、
「筋肉」が 機嫌を損ねて、一旦守りに入ると とても強固になり他を寄せ付けなくなってしまうのです。
(まさしく、機嫌を損ねた奥さん…男目線でごめんなさい!・・・みたいですね…苦笑) 

だから、意識して固めていれば 殴られても結構耐えられたりするんです。


  
 ここで、
※「筋肉」の特性を整理します。

 ●「筋肉」は 伸びたり縮んだりすることで、本来の「筋肉」としての機能を果たします。

 ●「筋肉」は 悪くなると縮んで、自らを守り そして、回復へ向かおうとします。

 「筋肉」自身は回復のために縮んでいるのですが、”カラダの持ち主” としては それが痛みや痺れの原因になっているので、
お互いの事情にズレが生じている状態・状況なのです。
 
 なので、
お互いの事情を合わせる必要があるわけです。

 ですから、
縮んでいる「筋肉」を見つけ出して 上手に伸ばして、緩んだ状態を維持できるように持って行ってあげれば
お互いの事情がかみ合って、不仲解消!!

 でも、
やたらに引っ張ると 余計に縮んでしまい、逆効果になるので やり方にはコツがあります。

 ◎「異常を見つけ出す技術」と「伸ばして、緩めてあげる技術」が 必要になります。
   そこに “整復術” の「業」を 使います。

 ●「筋肉」は 縮んだトコロを上手に伸ばしてあげて、そのままゆるんだ状態が続けられれば ”良い状態” なわけです。

 
 ※その「筋肉」の ”良い状態” をつくり、維持していただくことを 実現すべく、私は施術します。



「筋肉」に関しては まだまだお伝えしたいことが沢山あるので、次回に持ち越します。
 


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