黒瀬整復院

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院長ブログ 治療の話 3ページ目

カラダのパーツの故障を見るだけではありません。→まずは、「全体からカラダを観て・視て・診る」のが "私の流儀"なのです!!

話を [治療とは・・・]に戻します。

☆ヒトの身体(実は心もです)は常に “いつもの自分” に居ようとします。
(カラダの恒常性維持機能+ココロの現状維持機能)

“いつもの自分に” 戻りたがっているカラダに”上手に触ってあげるコト” で

“自然治癒力” を高めてあげる。

すなわち、
“自律神経” を活性化させる。

そのためには、
“筋肉” を元気にしてあげる。

“筋肉” については 私のブログの[筋肉について・・・]のカテゴリーも 是非再度お読みいただきたいと思います。

“筋肉” は
A.随意的(自分の意思で動かせる)に、自由にコントロール出来るモノ⇒”随意筋” と
B.不随意的(自分の意志では動かせない)で、自由にコントロールできないモノ⇒”不随意筋” が あります。

それは 神経の支配によるモノなのですが、
「自律神経⇒自律神経の支配領域」においては 自動調性システムですから、自分の意志では どうこう(どうにも)出来ません。

ですから、おかしくなってしまうと 自分ではどうしようもないわけです。

なので、自律神経失調状態に陥ると 自動調整システムが作動していない・・・

普段 自動的に調整されていた部分が、機能しなくなり 色々なコトが不安定になってしまう(涙)

自分では 何が何だか??? 分からなくなってしまい、不安になってくる。

その所為で、ココロまでも不安定になって来て あたかも、”精神病” のような感じになってくる・・・(涙・涙)

という、負のスパイラルに嵌り込む・・・わけです(驚)


「随意的(自律的)な要素と不随意的(他律的)な要素を併せ持つ “筋肉” という臓器」を・・・

言い変えると、
「自律的制御(支配)と他律的支配(制御)を受けている “筋肉” という臓器」を・・・ともなります。


しかし、
ここで 一息ついて、ふう~っと・・・
力を脱いて・・・
ふと、気付くコト、気付けるコトがあります。

随意的というコトは自律的制御(手動的調整みたいなモノ)ではありますが、自律神経支配というのは ある意味では、他律的支配(→自動調整みたいなモノ)である訳です。
逆に
不随意的というコトは他律的支配(制御)を受けている訳で、これは 自律神経の制御(支配)な訳です。

※実は “制御” と “支配”という言葉の意味、使い分けだって大切になりますね。
だって、似ている様だけど 同じじゃない。微妙に違う→ぜんぜん違う・・でしょ?

○制御は自律的・・制御は能動的・・(やる)→プラス的・・・
●支配は他律的・・支配は受動的・・(やられる)→マイナス的・・・


なんだか?

屁理屈のコネ合いのようで、どうでもイイように思う、聞こえるかもしれませんが
決して、どうでも良くない・・
いや、
「とても大切な “整理” の問題」です(苦笑)・・オッケー☆⌒d(´∀`)ノ


ここらの整理↛「捉えどころ・理解のしどころ」が 私が筋肉の治療→調整→バランス取り・・を大切にして、治療体系の根幹にする理由です。

実はこの筋肉を使う治療(調整)法は
“健康法としての呼吸法の活用方法の考え方” と、とても似ています。


ある一つの診方として・・・"ヒトのカラダ"は 一つの構造物(構造体)です。→ですから・・・

問題は・・


○手の当て方・・・

○触り方・・・

○触れ方・・・

です。

◎「産まれたての赤ちゃんを抱っこするように、身も心も慈しみを感じながら・・・」
です。

「感じ→気持ち(心持ち)として・・←意識としては・・」ですが、

具体的には 方法論として、色々 ホントーに事細かに沢山あるわけです。

『技術が→テクニック』が・・・そして、『理論』が・・

当たり前の話です(笑)よね


私は、この 『技術→テクニック』を使って、治療をして お金を頂き 生活している訳です。


私は、[治療とは…]で テクニックの解説がしたい訳ではありません(‘笑)

私の施術を受けた患者さんに 最大の効果を出すための下準備としての、[治療とは…]にしたいのです(笑顔)

ですから、
「ああー・・そうなんだぁ~(笑顔)」と、なって頂ければ\(^o^)/な訳です(笑顔)



☆ヒトの身体(実は心もです)は常に “いつもの自分” に居ようとします。

それが 「恒常性→恒常性維持機能(能力)~ホメオスターシス⇒治癒能力(治り、元に戻る力)」です。

その “自然治癒” は「自律神経」が行っています。
ですから、「自律神経」のことを “生命維持装置” と呼んだりします。

そして、その”生命維持装置” に指令を出しているのが、「潜在意識(無意識)」です。

で、「潜在意識」の元の方は 集合的無意識↛私的には天在意識⇒宇宙(神)という感じで、
繋がっている・・・と現時点では解釈しています(笑顔)

ですから、我々 “ヒトという動物” は 個々の単位では “ヒト” 。
他のヒト達と繋がってゆくコトで “人間” となって・・行く⇒人間らしく成長して行く。

すなわち、
「集合的無意識↛天在意識⇒宇宙(神)で “他のヒト達と繋がれてこそ”、人間として成長して行ける !・成長して行く !!」 と
捉えています。


あれ???

やっぱり、またまた [意識の話・・・] になっちゃいましたね(笑)

でも、しょうがない。

カラダとココロは繋がっていて 一つのモノですから・・・

そして、貴方と私も繋がっている。

そういう風に出来ている !!


だから、[意識の話]を お伝えしてきました。

手技療法としての答えは・・


○上手に “手を当てる”

○上手に “触ってあげる”

○上手に “触れてあげる”・・・コトです。

◎「産まれたての赤ちゃんを抱っこするように、身も心も慈しみを感じながら・・・」


◎「問題は どこを(に)、どのようにするのか・・?」 です(笑顔)


◉思いっきり、大雑把に全体を(として)捉えてみる。
 反対に、
◉細かーく部分を捉えてみる。


◎逆振りをかける。

●より大きく  と より小さく ⇒ 力

●全体 と 部分 ⇒ 場所(広さ・範囲)

●プラス方向 と マイナス方向 ⇒ 角度・方向(ベクトル)

●リズム(波動)

等々・・

これもバランス→バランス取りです。

私は治療とは 
『身も心も⇒心も身も一緒のようだけど、ちょっと違くて 心がほんの少しだけ先行(が基本)・・で、逆振りをかけ バランスをとる・・コト』

『上手に触れるコト・・で』

と、現時点では捉えています。
 


しかし、私の処には複雑にこんがらがって 大変ツラい思いをしている方が、沢山お出で(訪れ)になります。

“治療におけるバランスの話” は これまた、奥が深いのでじっくり行きたいので・・・


その前に・・・

“治療とは” ・・

“治療って”・・

“ヒトの身体って”・・

どうすると 早く良くなる・・?、治るのでしょう・・・?


その答えは・・


もちろん、そんな複雑なややこしい状態に誰でもが 陥る訳ではありません。

で、話を
[治療の話・・・]に戻す・・前に、

最近では 以前にも書いていた、”潜在意識” の奥の方というより
"元" に近い領域・・・⇒"元" のコトは ”宇宙” と呼んだり、”神” と呼んだり、”全きモノ・偉大な何か?”・・・
あるいは、”愛” と呼んだりなんでもイイのですが、

私は最近では “宇宙” と呼ぶコトが 多いのですが、そこに近い領域の意識を

“天在意識” と呼んだりしています。

意識は 「天=宇宙と繋がっている! 我々ヒトは意識があるから生きている!」

「生きている! というのは意識がある!!」 というコトである。

「意識が天(宇宙)と繋がっているということは、我々は宇宙そのものである!!」

「生きているコト、それ(我々)自体が宇宙→宇宙の営み・・である!!」

「我即宇宙」・・・あれ? どこかの爺さんがそんなコト言っていたぞ・・・初めて聞いた時には
あの爺さんアタマおかしい・・んじゃねえの???・・・と思った記憶があります(苦笑)

そのお爺さんは明治時代の人ですが 現在でも、名人・達人と呼ばれている武道家の方です。

※ちなみに、意識が天(宇宙)と繋がっているヒトを “天才” と呼びます。
天(宇宙)との繋がりの強さが、”天才の度合い” です。→と、私は解釈しています(笑顔)


で、[治療の話・・・] のバランスの話ですが、

●どこを基準に・・

●何処のコトを・・

●どの様な状態のコトを・・

等々・・

お話しするのか?・・で、
全く “話の切り口” は 変わってしまうのですが、
でも すべて同じ法則性が→原理・原則→仕組みが、働いているのです。

○骨のバランスをとる

○筋肉のバランスをとる

○神経のバランスをとる

○内臓のバランスをとる
     ・
     ・
◎自律神経のバランスをとります・・・私自身もよく使う表現です。


そんな状態になってしまうと、「精神科(心療内科)へ行きなさい・・・」と、なるワケです(苦笑)

“バランス”・・と 一般的に ”整体(整態)” 的な話として 捉えた場合、
背骨のバランスとか 骨盤のバランスとか、左右肩の高さのバランスとか 左右脚の長さのバランスとか、
あるいは 
筋肉の付き方のバランスとか 筋肉の使い方のバランスとか 身体の使い方・全体的なバランスとか・・・

おそらく そういったコト、そういった方向性の話を想像する→期待されるのでは ないでしょうか・・・?


(笑)


例によって 私の話、私の着眼点・発想はやっぱり、ちょっと違います(笑顔)

もちろん 上記のようなコトは当たり前に含まれます。⇒当たり前に治します。

が、しかし

もっと 深いのです。

以前にも お話ししたコトがあるような、無いような・・ですが

“バランス”・・を 一般的に “世間” 的な話として 捉えた場合、
中庸がよろしい!・・中道を行く・・のが良い!! みたいな感覚がある・・かと、思います。

みなさん・・どうですか?


この話も やはり、私の思考、思考パターンから 繰り出されるわけですが(から)、
モノ・コトの本質を探しているのです。

だから どうしても、深いトコロ 全体を捉えながらの細かい・より芯の部分を観て、視て、診ようとしているわけです(笑顔)

そして それは、”潜在意識” をより 理解したい・・というコトなのです。

あれ?
[治療の話・・・]
を 始めてるのに、またまた 
[意識の話・・・] になって来てしまった・・

私は 『モノ・コトのメカニズム→原理・原則が知りたい⇒可能な限り追及・究明したい!!』のです。

『結局、元は一つでつながって・・いる!!』

と、今は思っています。


それが私です(笑顔)

続きは また・・・


なので、ココロが不安になって、カラダも調子を崩し、その状態が定着してしまい、精神病者のようになって来てしまう。⇒とても怖い状態に発展していきます。

続きまして、”整理する行為” である! について・・・ですが

“整理する行為”→”バランスをとる行為” と言い換えて良いと思います。

前回、”逆振りする行為” に関しての 例を挙げてお話しましたが、
ほんの入り口の一例でありまして 実際にはとても奥の深い話であるのです。

が、
あまり突っ込むのは止めておきます(苦笑)

“整理する行為” も 実は、”バランスをとる行為” である! とも言えます。
し、
”バランスをとる行為”とは”整理する行為” である!! とも言えます。

あれ?

言葉遊びのようになってしまいましたね(冷汗)

私の治療方法は「手技療法」ですから 一般的には”整体” と呼ばれることが多いのですが、
”整体” という言葉の意味が かなり、曖昧であり
”整体業界” というのが 「玉石混交な状態ですので、同じにされたくない!!」 と
強く思っております。

ですので、
”整態”→体の部分のみならず、体全体の状態 
ひいては、
「それも含めた周辺を整える(調える)コトを目的とする行為」 と捉え、表現 字当てしております(笑顔)

で、

「バランス」というのが そして、“バランスをとる行為” というトコロが 奥がまたまた、深いのです。


ですから、自動調整が出来なくなっても "手動操作"に切り替えて、顕在的=意識的にカラダのコントロールするコトは ほぼ、出来ない! のです。

前回に引き続きまして・・・

皆さんに振った質問のご返答を受け取れないところが ブログですか、
それはそれとして 皆さんの中に返答を持っておいてください。

では、”逆振りを掛ける” 話の方から・・・
 
 例えば、

同じ(ような)症状の患者さんが二人居たとします。

○Aさんは 「とても心配性で痛くなると、すぐに動かなくなる→動けなくなり、家から出られなくなってしまうタイプです。」

対して、

○Bさんは 「無鉄砲で痛くても、かなり動き回わる→静養するように話しても、全くお構い無しに活動するタイプです。」

症状的には同じ(よう)でも、”生活指導” に関しては 全く反対の話をするコトになります。

●Aさんには 「痛くない、無理のない範囲で 普通に生活をしてください・・・」

●Bさんには 「無理をしないで、控えめに 少し大人しくしていて下さい・・・」

のようなお話をするわけです。

我慢強い→プラス的表現
鈍感→マイナス的表現

辛抱が無い→マイナス的表現
敏感→プラス的表現

同じような内容(意味)でも、表現の仕方や状況・場面によって
プラスの意味合いが強かったり、マイナスの意味合いが大きくなっていたり・・
やはり、日本語って奥が深い・・ですよね(笑)


あ、話 戻しまして・・
当たり前の話ですが、ヒトを観て 差別(マイナスの区分け)するのではなく、
区別(プラスの区分け)をして、状況・状態に見合った助言をするのです。

要は
『患者さん、それぞれにとってベストの結果に繋がるように、
そのヒトのタイプに見合った→合わせたお話をしていく⇒手技・手法を使って治しに行く訳です』(笑顔)

“こういった部分” を “逆振り” と表現しました。

「バランスを取るための発想からの行為です。」


自律神経は自動調整機能→"自律機能=自分で自分を律する"という、潜在意識=無意識による制御です。

お久しぶりです。

ちょっと間が空いてしまいました。

失礼しました(苦笑)


前回まで、[意識の話・・・]を続けてまいりましたが 今回からは、ちょっと違った方向の話・・・
で行きたいと思います(笑顔)

しばらくは [意識の話]ではなく、[知って得する話]で行きたいと思います。

さて、

いきなりですが、

『治療』とはなんでしょう・・か?

色々な視点、角度や目的感から 色んな捉え方考え方があって然るべきかと思いますが、

『整復術→黒瀬の視点~やはり、”意識の捉え方は同じ” です・・』から 語らせていただきます(笑)


以前から時々お話しては いましたが、

まずは、

「治療とは・・・"整理する行為" である。

そして、"逆振りを掛ける行為" である。

すなわち、"バランスをとる行為" である。」


 と、言えます。

どういうコトか・・・?

どうですか?

皆さん こう言われて

「ああ なるほど・・」と思われますか?

「え?何言ってるの・・」と思われますか?


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