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院長ブログ 2016年10月
料金設定に関してのご説明③
話のついでに・・・
私は 結構「往診」にも伺います。
患者さんのご自宅だったり、入院先の病院だったり・・・その病室は六人部屋だったり・・・
スポーツ選手の患者さんにも・・・往診…いや、随行ですね。
試合場(屋内・野外)で、治療やメンテナンスをするにはかなり不向きな環境だったりするコトも、しばしばです。
屋内でも、通路でトイレの前だったり・・・
野外だと、通行人が普通に行き交う通路だったり、吹っ晒しで凸凹地面の上にタオル一枚敷いたりしてだったり・・・
この方向性になると、「往診」ではなくて「随行…トレーナー」として、というコトになりますね。
ま、それはそれとして・・・
実はそれでも「私は往診好き」なんです(笑顔)
理由は 大きく分けて、二つ・・・あります。
◉一つ目は
「如何なる状況の悪さでも、その場・その時に 自分が何をする(治療或いはメンテナンスとして…)か?・
何が 出来るか?」を 俯瞰して、チェックして置く為・・・。
◉二つ目は
決して誤解してほしくないのですが、下世話な意味では決してなく、
「患者さんの生活状況(人間関係・経済状況もふくめて…)が 把握出来るから。」
それをより具体的に把握するコトによって、治療の作戦が より、具体的に・より、リアルに 立て易くなり、
アフターフォローもし易くなるから・・・。
です。
「お金持ちかどうか…を見に行っている訳ではありませんので、
誤解なき様に…くれぐれもお間違えのない様に、お願いします(笑顔)」
で、その対極の発想・・・と言いますか、その分 反対に…と言いますか、
『逆振りの行為・・・反転さす行為』として、
「私の “治療院全体・特に治療室そのモノの環境整備” を とても ”注意・・・重視” しております。」
“注意・重視・・・気遣い” も 『私の治療哲学』に基ずくモノですから、”一般的なそれとは違い” ます。
『黒瀬筋整復院』は 施設として大きくて、立派な建物でもありませんし、
そもそも 都会の一等地ではなく 千葉県市川市の中でも端っこの田舎に在り、
駅(JR武蔵野線市川大野駅)からも歩けば15分です。
(常日頃より…ご不便をおかけしております・・・("^ω^)・・・)
見かけは・・・”ナンでも”・・・、実は内装や調度品が超豪華だったり、
近代設備が充実されているという訳でもありません。
「特殊な手技を使います」ので、ベットとイスは かなり、特徴的ではであります。
でも、
手技療法主体ですから、道具や医療機器が ゴッチャり有る訳でもありません。
「整骨院としての施術を行う部門はあります」ので、
製氷機や低周波、温罨法療法器、超音波浴器は 勿論あります。
そして、
テープや包帯、固定材料等の衛材品は もちろん常に充実しています。
けれども、
ごく普通の治療院・・・治療室・・・です。
『見える部分・視掛けでは・・・ね』
しかし、されども、本当のトコロは・・・ですね
凄いんですよ!!!
で、ここからが前回の話と繋がる…お伝えしたい部分なんです・・・
私は私の治療業(ワザ)→手技・手法を
最大に有効に機能させる為の環境創り・造りもかなり重要である!!・・・と、考えました。
そこで先ず、”空気を良くする為” に 「外科手術をする部屋に設置しているレベルの空気清浄機」を
治療室及び待合室に装備しました。
そして、”磁場を整える為” に「BGMとして、特殊音源のボーカロイドによるCD」を流して、
「超高性能の波動発生装置」を 常に稼働させています。
⇓
(言語エネルギー発信装置・意識プログラミング装置・意識進化高速促進装置・意志強化装置・
ホログラフィックビジョン投影装置・・・等とも呼びます)
そうするコトらによって、「場の力」を “造っている⇒得ている” のであります(笑顔)
自分で言うのもなんですが、これは モノ凄いコトですよ!!
勿論、手技⇒手法も大したモノですが、
「場の整備」がなされているというコトは むちゃくちゃ凄――――いコトなんです。
自分の治療院のアピールというよりは、超自慢話でございますW(笑顔)W
ああああ、ついでのついでで あと一講釈・・・そしたら、症状別・Q&Aに戻ります(苦笑)
「カラダの全体的統合」を捉えた時の『内臓治療の重要性』・・・『身体に於ける、膜繋がり』・・・のお話です。
(黒瀬整復院) 2016年10月27日 13:18
料金設定に関してのご説明②
で、ですね
「私の整復術」では "ヒトのカラダを部分的なパーツの異常" としては 診ていません。
先ずは、
「全体から診て行きます。」
これと同じ主旨のお話は 何度かしてきています…ね(笑顔)
そして、状態・症状によっては 必要に応じて、”部分的な施術” になるコトも有りますが
多くの殆どの場合に於いて、“全体的な施術” をしています。
「人のカラダを 一つの構造体(構造物)として、捉えて行く」いう、表現を使うコトもあります。
なので、「施術料金を 部位毎に細かく分けていません。
”施術部位が増えるコトによる加算方式” ではない・・・」のです。
“一ヶ所、いくら・・・で 何か所だから、いくら増し・・・” という感覚の料金設定ではないのです。
一般的な手技療法のみを受けて頂く場合では、一回の施術料金が 10,000(10,800)円ですので、
「三時間揉んでくれるのですか?」みたいな質問を受けるコトも有るのですが、
『私の施術で、実際に私が何か(主に手技)を施しているのは 5分から長くても20分以内です。』
「時間を長く掛ける施術が 良い治療である・・・」とは 捉えていません。
むしろ、
「可能な限りに於いて、短い治療が良い治療である!!」と 捉えています。
確かに、
「慰安や、癒しであれば それなりに時間を掛ける…、時間換算は価値である・・・」とは思いますが、
極端な表現をするならば、「”はっ!!”で 治せるコトを目指します!!」です(笑顔)
「”はっ!!”で 治す・・・」という 表現を使うと、
今度は 「ある種の”エネルギー療法”ですか?・・・」と くる方もいらっしゃるのですが、
私は 「基本的には違います。」と、お答えしています。
だだ・・・
患者さんは 私の治療院に、「患者さん ご自身の意志で来院」されてい(来)ます。
そして、私は患者さんと とても近くで 目を見て会話をするし、
時には 下世話な話…たまには"下ネタ…系"の話"も"しながら(男女を問わず…)、
カラダ(頭も顔も手掌も足裏も)に触って、
観査(当たりを感じ・当たりを捕る)しながら、"手技"を施します。
そういった”ある意味、捉え方”によっては
「“特別な関係”⇒”信頼関係” での “コミュニケーション・・・接触関係” ですから、
お互いのエネルギーの行き来…交流・交感」は 当然、起きては いる訳ですが・・・(^ω^)・・・
でも、”私の持っている特殊な、有り難いパワー” で、治そうとしている訳ではありません。
あえて言うなら、
“私のエネルギー” というよりは、”患者さんご自身のエネルギー” を 使っています。
と、申しますか
「患者さんの治癒力・・・エネルギーを 上げようとしている!!」
それが「治療という行為である!!」 という、言い方もし(出来)ます。
そんでもって、その治療をする為に「私のエネルギーも、使っている!!」
そして、「その私のエネルギーは かなりのモノ(パワーが強く、質が高い)ですよ!!」・・・とは 言わせて頂きます。
そして、そして、
「"そのパワー"は 他所からの借りモノではなく、"神としての私のパワー"であり、
"神としての患者さんのパワー"でもあります!!よ」
となります。
しまった・・・(苦笑)
またまた、「分かり難い話?」 に 持って行ってしまった・・・(笑顔)
※ちょっと補足します・・・"話の前提の解釈として…"
私のいうところの⇒「エネルギー⇒パワー」とは
いわゆる、「気」と呼ばれたりしている「宇宙に存在・散在する名前も付けられていない様な小さなエネルギーから、皆が知っている電気や電磁波・波動等をひっくるめたモノ(エネルギー)の総称」です。
で、「エネルギーはその"基(もと)のモノ"で、それを基(もと)にして出た"チカラ"がパワー」です。
「エネルギー⇒パワー」が集まり、「場の力」を形成します。
次回のお話に繋がる概念で 大切な部分なのですが、
「場の力」というのは・・・
特に、『電磁波(太陽からのエネルギー)⇒磁場の波動』
+「言葉の波動(言葉固有の周波数がある)」
+「物質の波動(物質固有の周波数がある)」等・・・のいわゆる "振動(揺れ)幅によって起きる環境の威力" です。
もうちょっと言ってしまうと、『振動(揺れ)➡"ズレ・擦れ"によって、エネルギーが生まれる!!"』のです。
続きは次回に・・・
(黒瀬整復院) 2016年10月17日 02:04
料金設定に関してのご説明①
常日頃・・・
初診の方からの電話でのお問い合わせや、来院されてのご説明として、「施術料金のお話」があります。
『当院の料金設定の考え方』に “重要な私の治療方針” が含まれておりますので、ご説明したいと思います。
当院は基本的に 自費治療院ですから、患者様からすると 「施術を受けるのに、いくら必要なのか・・・?」という、
”数字の部分が一番気に掛かるトコロ” だと思います。
★具体的なその”数字”に関しましては 『施術料金表』をご覧頂きたく存じます。
今回お伝えしたい方向性は 「料金の区分け方」・・・”料金体系” についてです。
大分、以前に ブログにても お話ししましたが、私は整骨院(ほねつぎ)からスタートした治療家です。
11年間の修行期間を経て、平成2年5月14日に「黒瀬整骨院」として、千葉県市川市南大野にて開業しました。
そして、
8年間保険治療を主体として 骨折・不全骨折(ヒビ)・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)等・・・
外傷を中心に『地域医療への貢献』を 目指し、”業として治療” を して来(居)ました。
我々柔道整復師は 「レントゲン検査」が自由に行えません。
私は 「通常では手術になったり、完全には元に戻り難い骨折や脱臼を 徒手的に保存療法で、
どこまで治して行けるか・・・?」というトコロに 目標を定め、価値観を強く持って チャレンジしていました。
いわゆる、「職人的ほねつぎ」を自負し、より高みを目指してやって来(居)ました。
その方向性に於いて、「レントゲン検査」は必須・必要不可欠の方法(検査手段)です。
ですから、整形外科や外科、場合によっては 内科の医師の先生方のお力を借りて、精進しておりました。
また、骨折・不全骨折(ヒビ)・脱臼・・・捻挫・打撲・・・なのか?・・・の「鑑別」にも、
「レントゲン検査」は 重要なモノになります。
そして、「CT検査」や「MRI検査」・「血液検査」等も とても大切な検査の手段です。
ですから、そういった検査等は 医師の方にお願いする訳です。
となると、
患者様からすれば 「まずお医者さんに掛かり、必要に応じて 私のトコロに来院する・・・」という流れが
多くなって参ります。
そうこうしているうちに “時代の流れ”・・・といいますか、
「本来の整骨院・接骨院」というのは 「”慰安の為のマッサージや指圧をするトコロ” ではない!!』のですが、
世間一般に於ける認識は
「整骨院・接骨院というのは 保険を使って、電気を掛けてから マッサージ・指圧をしてくれる癒しドコロ」
になって行ったんですね(苦笑)
更に、「骨折や不全骨折(ヒビ)・脱臼等のヒドイ怪我は 治せないトコロ」になってしまった・・・んです。
けれど、あくまでも、『”私の整骨院は 骨折・不全骨折(ヒビ)・脱臼等を徒手的にしっかり治すトコロ” であって、
”慰安を行うトコロ” ではありません。
私個人としては、「ヒドイ怪我こそ 是非診せて下さい!!」だったんですが、
世間の常識は真逆の方法に進んでしまったんです・・・ね(涙・涙・涙)
そうなってくると、肩こりや腰痛、膝の痛み・・・いわゆる “ヒトの三大疼痛” と呼ばれる、
「慢性疾患」の患者さんが 沢山来院される様になりケガの患者さんより、「慢性疾患」の患者さんが
“どんどん増えて来る・・・”と、なって行った訳です。
そのスパイラルが回り始めると、”健康保険治療の患者さん” と “健康保険の使えない患者さん” が
ゴチャゴチャに入り乱れ、“健康保険の使えない患者さん” の方の割合いが圧倒的に高く(多く)なって・・・
「施術料金の戴き方が、何だか怪しい雰囲気(ヒトによっての差別…?の様)になって行きました。」
『我々(柔道整復)の業務範囲での健康保険使用は 原因のはっきりとしたケガに対してのみ適応』ですから、
「健康保険の使えない患者さんに 健康保険を使う訳にはいかない・・・」と、なる訳です。
最近でこそ、そこいら辺の事情をはっきりと分かっていらっしゃる患者さんが 殆どですが、
ひと昔前は 「”健康保険の使える患者さん” と “健康保険の使えない患者さん” の違いが不明瞭になりがちでした。」
“その不明瞭さ・・・がゴチャゴチャに入り乱れてしまう” のは、
治療院(治療室)内の狭い空間に於いて “とてもよろしくない環境” に陥る訳です。
てすから、私は 「割り切った!!」のです。
それが 平成14年から・・・のコトでした。
これからの話も以前に ブログにて、お伝えしましたが 私は整骨院(ほねつぎ)からスタートしましたから、
その主眼の方向性・診方・価値観等から、「ヒトのカラダを”骨を主体”に診ていた」訳です。
ですから、「ケガではないカラダの異常も骨格の歪みを正すコトによって、治そう!!」と 考えていました。
いわゆる、「骨格矯正術」を多用していました。
ところが、あるトコロまでは それなりに良い結果が出る・・・出せるのですが、「骨を主眼に置いての施術」には
限界がありました。
そこで、勉強し、研究し、訓練して 「筋肉⇒神経⇒心(脳)・・・意識⇒言霊」という方向に深め、
深化⇒進化⇒真価して行きました。
『ほねつぎの師匠(故・岡野勝城先生)教え』として、「疑わしい時は 一つ上の治療を施すべし!!」という、
教訓があるのですが、もう少し大きく・本質的・根本的な視点から捉えると、
「分からない・難しい・どうにもならない・・・場合は 上の次元から対処すべし!!」となります。
『同次元に於ける解決には、限界があるモノ』なのです。
我々ヒトは 五階層(体・情・魂・霊・神)から成り立っています。
一見(一聞)、"通常の治療とはかけ離れた話・・・の視点" から、私は患者さんを “観て→視て→診て” 施術に当たっています。
あれ?れ
またまた、治療費の話から 深化してしまった。。。すいません(笑顔)
長くなってきたので、続きは次回というコトに("^ω^)・・・
(黒瀬整復院) 2016年10月11日 09:12
四十肩/五十肩①
《質問》~
「四十肩」と「五十肩」の違いを教えて下さい。
〈回答〉~
実は・・・「四十肩」も「五十肩」も、正式な病名ではありません。
ザラッと言えば 単に一般の人が理解しやすいように、四十、五十歳代に起こりやすい肩関節痛の俗称です。
ですからその内容、原因は色々あります。
ただ、その年代には老化が徐々に表面化してくるので、色々な症状が起きるのは間違いのないところではあります。
その病気の本体は「石灰沈着性腱板炎」や「肩腱板損傷」・「肩峰下滑液包炎」・「上腕二頭筋長頭腱炎」等々があります。
これらは単独だけではなく、複数合併している事もあります。
◉この中でも「肩腱板損傷」⇒”肩腱板と呼ばれる4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の腱の集合の筋(すじ)が切れる”は 意外と合併率が多く、これといったケガをした記憶もないのに そんなコトになっていて・・・単なる保存的治療では治らず、その場合は 手術が必要になります。
⇓
『この場合には、整形外科に於いて 手術をして頂くのが良いと思います。』
※但し、当院に於いては 手術の前に何度かの施術をして、より 手術がスムーズに 且つ、短期間にて回復して頂く為の下準備を行います。
手術というのは ”とても有り難い必殺技”的要素は かなりありますが、むやみやたらに”伝家の宝刀”を振えば良い…という訳ではありません。
やはり、”伝家の宝刀の振いドコロ”をしっかりと、押さえる必要がありす。
「整形外科系の手術」(⇒“観血的療法…血を見る…”と分類します)というのは 「内科的疾患」と比べると、急を要するコトがあまりない場合が多いのも事実です。
勿論、急を要する場合には 「適切な検査→判断→見通し→方法論→実際の技術…それらを機能させる環境・人員等の諸々がしっかりと整った上で、実行されるモノ」です。
しかし、”ある程度の選択時間”があり、”手術の方法も 一長一短があったりする場合”には、先ずは 手術を置いておいて、私の「手技療法」(⇒”無血療法…血を見ない…”と分類します)を お薦めします。
と申しますのも、”手術”の場合には 「受けて(切ってしまって)から やっぱり合わなかったから止めにします…やらなかった状態に戻してください・・・」は 出来ないのです。
“手術”というのは 強力(プラスの面)な分、「麻酔リスク、切る…癒着・ケロイド等のリスク(⇒人工的なケガを負わせる為…)、”手術” そのモノが合う・合わない、併用薬が合う・合わない・・・」等の マイナスの面も併せ持っています。
⦿ですから、「とりあえずやってみる・・・コトではない!!」のです。
※手術を受ける場合でも、
①「私の手技療法=整復術」を 手術を円滑に受ける為の準備として施術します。
②手術後には 折角受けた手術を最善・最高に有効手段として、機能させるための後療として、受けて頂きます。
けれども、
一般的に言うトコロの「リハビリテーション」に ”私の手技を使う・・・”と、いうコトではありません。
確かに、傍目から見ると “似たようなコト”をしている様には見えるでしょうが、「カラダの内部に於いて起きてている・起こしているコト」が 全く違うのです。
これは何も「手術の後療法に限ったコト」ではありませんが、『整復術』に於いては、「固まった関節を単に動かして 関節の可動領域を改善する」とか、「落ちてしまった筋力に負荷を掛けて運動させて 筋力の回復を図る」・・・といったコトをしている訳ではないのです。
確かに、「関節可動域の改善・筋力の回復」・・・そして、「作業療法」や「言語療法」は とても大切且つ、有効な治療手段です。ケガや障害が四肢のみならず、体幹部・頭部・全身に読んでいる場合には 必要不可欠。その為の設備(施設)・人員…それらすべてを機能させるシステムが もの凄くもの凄く重要なコトは言うまでも有りません。
そこに、”スパイス”というか、”触媒”というか、『整復術』の「”神経筋連絡手技”~神経と筋肉の指令伝達を良くする」を 施すコトにより、回復を盤石に 且つ、早く行わせるコトが出来るのです。
なので、
“手術”を するにしても、しないにしても、『整復術』を受けて頂きたい!! のです。
例によって、話が少しずれましたが・・・
いずれの『病名』も上記に述べた様に”退行性変性変化” ・・・つまり、「老化が原因」となっているコトが多いです。
それぞれに 微妙に炎症を起こす理由、部位、それによって制限される肩の痛みの性状等・・・が異なりますので、当然に治療法は違い(異なり)ます。
と・・・一般的な医学、医療の解釈を踏まえた上で・・・、
あえて、私は
●「四十肩(肩関節周囲炎)
●「五十肩(癒着性関節包炎)」
に分けて、「捉え分け」をしております。
そして、”手術を必要”としたり、”投薬を必要”とする場合には 医師の方と相談をした上で、的確に行うコトをお薦めします。
◉「むやみやたらに “手術や投薬”を 毛嫌いするのは、以ての外・・・」と、考えております。
※「この捉え分け」に関しましては、『症状別施術の特徴・四十肩・五十肩でお悩み方へ』と、過去のブログの所々で共通の話(ブログのカテゴリーとしては「筋肉の話」)として、お伝えしておりますので、そちらの方ももう一度 お読み頂ければと、思います。
※あとここで・・・お話しておきたい概念があります。
◎「関節内と関節外」というのは、「関節包の内と関節包の外」という意味でして、「関節包という組織」の「ウチとソトという捉え分け」です。
おそらくは 一般的感覚からすると、”ちょっと分かり難い区分け”であるかと 思います。
◎「関節内と関節外」というのは、関節というのは “骨と骨のつなぎ目”で、幾らかの隙間の空いている連結装置なのですが その”つなぎ目”を 「関節包」と呼ぶ ”厚い膜状の組織⇒筋(すじ)”で、被っているのです。
その「関節包の内側⇒関節内、外側⇒関節外」と、分けて捉えます。その理由は「関節内と関節外での血管分布」が全く違い、回復機能に著しく差異があるから…なのです。
やはり、“回復能力を考える場合 「血管分布が多い!⇒血流が良い!!⇒回復力が高くなる!!!」というのは とても大切な要素”なのです。
●「一般的な関節」には “関節外”に「靭帯」という関節を支える筋(すじ)⇒”スタビライザー機構(機能)”が 存在します。
膝関節・股関節の場合は “関節内" にも「靭帯」があります。
肩関節の"関節内"には 「上腕二頭筋の長頭腱」という"筋"が通り抜けています。
けれども、肩関節では 「靭帯」が、”関節外にも関節内にも” ありません。
肩関節は人体の中で 一番可動範囲が広い関節なのです。
その機能を果たすために、支持組織である 「靭帯」は存在せずに、他の関節に比べて「 関節包を分厚くするコト」により、”可動性と支持性の両方を兼ね備えた構造”になっているのです。
その関係(特性)上、肩関節に於いては特に 関節包の状態が、肩関節の状態に響くのです。
⇓
で、この「肩関節の関節包」が 年令的な衰え・・・
特に、”性ホルモン”(<”副腎皮質ホルモン”…”性ホルモン”は”副腎皮質ホルモン”に含まれます)の変化(低下)によって、関節包が委縮(干乾びて来る)により発症した場合を「五十肩」と分類し、「そうでない肩関節の異常」の内の明らかなる”原因のはっきりしたモノ(いわゆるケガ)以外”を「四十肩」…純粋なケガではない、若干の年齢的な衰えも異常の一因となっているモノを ひっくるめて総称します。
ま、”同じ・同じ様な呼び方”・・・「傷病名」でも、本当に実態は 様々なんです。
何だか、屁理屈っぽくなっちゃいましたが
「あんまり、”アタマでっカチっぽく”ならないコトが早く治れる秘訣です!!」と、締めさせて頂きます(笑顔)
(黒瀬整復院) 2016年10月 3日 01:03
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