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院長ブログ

[筋肉のスゴい秘密⇒取れない痛みが解消する理由]

 一般的に・・・

 どうしても 「骨」の異常というコトに対しては、皆さんの関心(気付き)が 高い場合は多いのですが、
「筋肉」~「筋・・すじ」に対しての認識が 医療従事者も含めて、かなり低い場合が多いように思います。

例えば 「骨折・脱臼」は重傷(症)だろうけど、「打撲・捻挫・肉離れ」は軽傷(症)だろう・・みたいな・・・

 ケガや病気が治るのは 傷(痛)めた ”組織” が自己修復するからであって 治療者が治している(治せている)訳ではありません。
私たちは 修復し易い環境設定のお手伝いをしているにすぎません。

ですから、治り具合(速度や程度)は "損傷した組織" の修復能力や状況で決まってくる・・・モノなんです。

実は 「筋肉」は「骨」より、修復力が低い! 更に「神経」はもっと低い!! のです。

 ※「修復能力」の強さは 大雑把に表現すると・・・
  「骨」>「筋肉」>「神経」 なんです(驚)




 ●「筋肉」という 臓器は、伸び縮みをすることによって、本来の筋肉としての役割を果たします。

  ~ 一般的には 骨の曲げ伸ばしをする単なる運動するモノ位に思われていますが、
実際には、血の流れや神経のバランス、ホルモンの調整等 色々な生命活動に深く関与しています。 ~

そして、心の状態にまで かなりの影響力を持っています。

対して、

 ●「骨」というのは 一般的に思われている程 重要ではない! とは、言いませんが
わり方単純な役割・・・体を支える! という大きな役割ではありますが、"認識しやすいコト" を担っていると言えます。

ちなみに
 「骨」という組織は、金属のように硬いモノではなく 結構撓りがある柔らかいモノで、喩えて言うと木の枝の様なもので、
 「筋肉」が ギューッと圧縮された "棒" みたいな感じのモノです。


 ●「筋肉」というのは ある意味、分かり難くって、医学的・医療的にも “物的証拠” を見つけにくい、"実情を把握しにくい臓器" です。

対して、

 ●「骨」というのは 比較的わかりやすく、医学的・医療的にも “物的証拠” を出しやすいし、"実感的にも意識しやすい臓器" といえます。



この特徴は 女と男と いうか、一般的な日本の家庭構造に似ていると思います。

 ○お父さん(=骨)は 一家を支えて、有事の時には前面に出て 荒波を受け止め、仕切ります。・・・が

普段は

 ○お母さん(=筋肉)が 色んなことに気を回し、細かなことも対応して全体を見渡し 沢山のことをしてくれています。


 また、
とりあえず、お父さんが稼いでくるとして・・・

 ○その稼ぎ頭のお父さんが 病気やけがをした場合、ダイレクトに家計に響いてしまうし、色々と不都合が分かりやすいので
早くゆっくり休んでね・・・というコトになり易い。

けれども、

 ○お母さんの具合がわるくなった場合には 目立ちにくいというか、休まれたら困る! という周りの都合も含めて
気付かないコト にしてしまったり、本当に気が付かなかったり・・・ということで目立ちにくいコトが多い。
 
 
 実は、
女の人の方が、元々 男の人より生命力が強いのです…

 ★大雑把にみると 瞬発的には男性の方が優位にありますが、継続的には女性の方が優位にあります。

 男性は全体の三分の一の血液を失うと 命を落としてしまいますが、
 女性は全体の三分の一の血液が残っていれば 生きていられます。

★また、
 女性は、出産時の分娩痛に 耐えて赤ちゃんを産めますが、
もし、同じような痛みを 男性が、発した場合には、すぐに気を失ってしまう!! と よく言われます(冷汗)


☆ちなみに 世間では “弱々しいコト" を “女々しい” と言ったりしますが 実際には “男々しい” (=弱々しい! ) の方が
当たっているのかも? しれません・・・(苦笑)

と まぁ 色々とありますが・・・


 ◎男と女、プラスとマイナス、陽と陰、骨と筋肉・・・ ”二つで一つ” お互いの相互協力で成り立っている!! コトは
確かで、間違のないコトであると思います。



 私は “例え話-喩え話”や”置き換えの話”を かなり、多用しますが
中々 ピタリとしない時もあるかも? しれません。 
 けれども、大雑把な方向性や全体性を重視する時には 結構これがイイんです (笑) と、思っています。



 ●男(骨)というのは 結構単純で、「バカ野郎!!」⇒「はい。すいません!!」 みたいなところがあって、「力」でなんとか・・なっちゃう!的な・・・(苦笑)

 ●女(筋肉)というのは かなり複雑で、「バカ野郎!!」⇔「何がバカ野郎なのよ(怒)。怒鳴らなくったってイイじゃない!!きちんと説明しなさいよ!!」
  みたいになっちゃって・・・こちらが ”おかしな力” を加えると反発されちゃうんです・・・(汗・汗・汗)



 ※この”不用意な力への反発” というモノに対して反応(応対の仕方を間違うと、更に事態を複雑にしてしまう!!

こちらからすると、”良かれ・・・”と 思ってやったコトが まったくの裏目になってしまう・・・。

そんなことが 日常茶飯事、普通に起こってしまう・・・。(特に男である私からすると女の人に対して…汗・汗・汗)


でですね、
 「筋肉」は非常に外力・外圧に対して、かなり敏感な臓器なんです。

ですから、
 「やたらな治療は受けてはいけない!!」⇒「やたらに 揉んだり、押したり、叩いたり してはいけませんよ!!」
という コトなんです。

 「筋肉」は”過刺激”に敏感⇒弱いんです。

 そして、
「筋肉」は 調子が悪くなると、縮んで守りに・・・⇒修復に自ら入るんです。

その時に神経を巻き添えにするので 痛かったり、痺れたりするんです。

 ですので、
「筋肉」が 機嫌を損ねて、一旦守りに入ると とても強固になり他を寄せ付けなくなってしまうのです。
(まさしく、機嫌を損ねた奥さん…男目線でごめんなさい!・・・みたいですね…苦笑) 

だから、意識して固めていれば 殴られても結構耐えられたりするんです。


  
 ここで、
※「筋肉」の特性を整理します。

 ●「筋肉」は 伸びたり縮んだりすることで、本来の「筋肉」としての機能を果たします。

 ●「筋肉」は 悪くなると縮んで、自らを守り そして、回復へ向かおうとします。

 「筋肉」自身は回復のために縮んでいるのですが、”カラダの持ち主” としては それが痛みや痺れの原因になっているので、
お互いの事情にズレが生じている状態・状況なのです。
 
 なので、
お互いの事情を合わせる必要があるわけです。

 ですから、
縮んでいる「筋肉」を見つけ出して 上手に伸ばして、緩んだ状態を維持できるように持って行ってあげれば
お互いの事情がかみ合って、不仲解消!!

 でも、
やたらに引っ張ると 余計に縮んでしまい、逆効果になるので やり方にはコツがあります。

 ◎「異常を見つけ出す技術」と「伸ばして、緩めてあげる技術」が 必要になります。
   そこに “整復術” の「業」を 使います。

 ●「筋肉」は 縮んだトコロを上手に伸ばしてあげて、そのままゆるんだ状態が続けられれば ”良い状態” なわけです。

 
 ※その「筋肉」の ”良い状態” をつくり、維持していただくことを 実現すべく、私は施術します。



「筋肉」に関しては まだまだお伝えしたいことが沢山あるので、次回に持ち越します。
 


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