私の・・・黒瀬整復院内での “言葉の使い分け→捉え分け” として、
“冷え” と “冷却”→「風でスウスウして、冷たくなってしまうコト」と「氷でワザと冷やすコト」の違い
”暖めること” と “保温”→「カイロなどで、積極的に暖めてしまうコト」と「タオルや毛布などで温めておくコト」の違い
をお話しています。
“似て非なるモノ・コト”
ざらっと捉えたら同じように思ってしまうけれど・・実は全然ちがう・・・結構沢山ありますよね。
基本的に
●冷却と保温は◎◎◎~氷で冷やすコト(生理的冷却)とタオルや毛布などで保温・温めておくコト
●冷えはXXX~風等冷たい空気でスウスウして冷えてしまうコト
●暖めることは 季節や状況によって・・△▲~カイロや電気アンカ・毛布等で過度に暖めてしまうコト
です。
私のところで行う “アイシング⇒生理的冷却” は 水を凍らせたもの=”氷” で行います。
水は0度で固まりますが、融け始めるとプラス4度で安定します。
ですから、氷で冷やすのは患部をプラス4度で冷やしているわけです。
ヒトの皮膚は0度以下で冷やしてしまうと、凍傷になってしまいます。⇒冷えすぎるうえにお肌を傷めてしまう !
たまに、
「早く水を凍らせて アイシングしょうとして、水に塩を入れてしまう人がいるのですがこれは絶対にしてはいけない !!」 コトなのです。
我々の体には “ホメオスターシス=恒常性維持機能” が備わっています。
この “恒常性⇒体内環境を常に一定に維持する” はよく耳にする “自律神経” という臓器が
我々の顕在的認識とは別ところで、自動的に行っている いわゆる、”自動制御システム” なのです。
そして、自動制御システムである “自律神経” に指令を出しているのが
“潜在意識” であるわけです。
なので、医学的には “自律神経” のことを “生命維持装置” という言い方をすることもあります。
この “自律神経の恒常性意識機能(ホメオスターシス)” を
フル活動・活用させる方法が “アイシング⇒生理的冷却” なのです。