話を [治療とは・・・]に戻します。
☆ヒトの身体(実は心もです)は常に “いつもの自分” に居ようとします。
(カラダの恒常性維持機能+ココロの現状維持機能)
“いつもの自分に” 戻りたがっているカラダに”上手に触ってあげるコト” で
“自然治癒力” を高めてあげる。
すなわち、
“自律神経” を活性化させる。
そのためには、
“筋肉” を元気にしてあげる。
“筋肉” については 私のブログの[筋肉について・・・]のカテゴリーも 是非再度お読みいただきたいと思います。
“筋肉” は
A.随意的(自分の意思で動かせる)に、自由にコントロール出来るモノ⇒”随意筋” と
B.不随意的(自分の意志では動かせない)で、自由にコントロールできないモノ⇒”不随意筋” が あります。
それは 神経の支配によるモノなのですが、
「自律神経⇒自律神経の支配領域」においては 自動調性システムですから、自分の意志では どうこう(どうにも)出来ません。
ですから、おかしくなってしまうと 自分ではどうしようもないわけです。
なので、自律神経失調状態に陥ると 自動調整システムが作動していない・・・
↓
普段 自動的に調整されていた部分が、機能しなくなり 色々なコトが不安定になってしまう(涙)
↓
自分では 何が何だか??? 分からなくなってしまい、不安になってくる。
↓
その所為で、ココロまでも不安定になって来て あたかも、”精神病” のような感じになってくる・・・(涙・涙)
という、負のスパイラルに嵌り込む・・・わけです(驚)
「随意的(自律的)な要素と不随意的(他律的)な要素を併せ持つ “筋肉” という臓器」を・・・
言い変えると、
「自律的制御(支配)と他律的支配(制御)を受けている “筋肉” という臓器」を・・・ともなります。
しかし、
ここで 一息ついて、ふう~っと・・・
力を脱いて・・・
ふと、気付くコト、気付けるコトがあります。
随意的というコトは自律的制御(手動的調整みたいなモノ)ではありますが、自律神経支配というのは ある意味では、他律的支配(→自動調整みたいなモノ)である訳です。
逆に
不随意的というコトは他律的支配(制御)を受けている訳で、これは 自律神経の制御(支配)な訳です。
※実は “制御” と “支配”という言葉の意味、使い分けだって大切になりますね。
だって、似ている様だけど 同じじゃない。微妙に違う→ぜんぜん違う・・でしょ?
○制御は自律的・・制御は能動的・・(やる)→プラス的・・・
●支配は他律的・・支配は受動的・・(やられる)→マイナス的・・・
なんだか?
屁理屈のコネ合いのようで、どうでもイイように思う、聞こえるかもしれませんが
決して、どうでも良くない・・
いや、
「とても大切な “整理” の問題」です(苦笑)・・オッケー☆⌒d(´∀`)ノ
ここらの整理↛「捉えどころ・理解のしどころ」が 私が筋肉の治療→調整→バランス取り・・を大切にして、治療体系の根幹にする理由です。
実はこの筋肉を使う治療(調整)法は
“健康法としての呼吸法の活用方法の考え方” と、とても似ています。