実は私がブログに投稿するとき(皆さんに公開する前)には、いくつか先の原稿といいますか
下書きを書き、区切りの良いトコロでまとめておいて
例えば、
[意識の話・・・7]と[意識の話・・・8]の話のつながりが極端に ズレていないか ?
あるいは “わざ”と、裏返す・・・とか(笑) “わざ(技)”を披露するときもあります(笑顔)が・・・、
ずうっと文章を書き切るわけではなく、途切れ途切れで書いていくので 正直なところ
何を書きたくて、何を書いてきたのか・・・? 分からなくなっちゃうことも、多々起きています(苦笑)
けれども、
私なりには 全てがつながっているのです(つもりなんです)。
もちろん、
時々過去の投稿を読み返して あまりにもズレて、トンチンカンになっちゃっていないか ? はチェックしてます。
でも・・・今回の話[意識の話・・・8]は もしかすとる、発表(公開)しないかも ? しれません。
本来の[意識の話・・・8]は[意識の話・・・9]として投稿します。
ですから、暫く もしくは、ずーうっとか ? 今の段階では分かりませんが、”ブログのタイトル” が[意識の話・・・8]は
飛んでいて[意識の話・・・9]になっていると思います。
理由は、
今回のお話は “現実に起こったこと” から、”気付き、学んだこと~学んでいる最中・・” だからです。
では・・・
今回、ある事故が起こりました。
この事故がすべて片付き、当事者(患者さんと私)双方が 同意のもとに公開できるように
なったときに発表します。
ですので、この[意識について・・・8]を皆さんがお読みになったというコトは
この事故がすべて円満解決済み !! (笑顔)という、”証” です。
この文章を書いたのは、2014年11月21日(金)から12月5日(金)の15日間です。
事故が起きたのは、2014年11月19日(水)です。
うちの患者さんが 治療のために、軽四輪自動車(ダイハツのミラ)で来院されました。
(ちなみに、この手の事故はほとんどがトヨタ車です。ダイハツはトヨタの軽四輪部門です。)
(アクセルとブレーキの位置関係が微妙で誤操作しやすいようです。)
うちの駐車場に車を停める為にバックで入れようとしました。
しかし、目測(車両感覚)を誤り そのまま下がると、ごみステーションに右のお尻がぶっかってしまう。
そんなに早い速度でバックしたわけではない(防犯カメラにそのときの状況が映っていました)のですが、
そのままではぶつかってしまうので、患者さんは急ブレーキを思いっきり踏み込んだそうです。
ところがそれは、ブレーキではなく、アクセルだった !
思い切り踏み込んだブレーキが、実はアクセルだった !!
この患者さんは、運転暦50数年、無事故無違反で、二種免許もお持ちで タクシー業務の経験もあり、
ご自信もクルマの運転には かなり自信をお持ち “だった” 方です。
ところか・・・
初めてのコトが起きてしまいました。
前述しましたが、
駐車場を一旦通り過ぎ、バックから入れて道路に対して 前向きに駐車するつもりで、
操作したそうです。
しかし、バックの軌道が少しズレて、そのままだと、ごみステーションにぶっかってしまう・・・
「ヤバい ! 」と、とっさに思い切り踏み込んだブレーキが゜、アクセルだったわけですから
クルマはバックで急加速・・・
思いっきりハンドルを切ったので、円軌道をとり うちのガレージのシャッターを右お尻から右側面全体、
そして 右フロントで強く擦りながら、激走しガレージの柱と土台に激突して、停車したようです。
私が現車を見たときには フロントバンパーがモゲ取れて、右サイドがガリガリになり、右お尻がベッコリとヘッコンだ
軽四輪車が ガレージの柱と基礎の土台で食い止められて、停車。柱も基礎の土台もぶち壊して・・・
私が現場を見たときには、まず 「何が起こったの・・・?」でした。
○「どうしたのですか・・・?」と聞くと、
●「バックのときにアクセルとブレーキを踏み間違えて・・・」
○「え?前から突っ込んだんじゃないんですか?」と聞くと
●「バックでなんです。」・・・と。
フロントバンパーが完全にぶっ飛んじゃっていて、一見どう見ても前からだと思いました。
幸い、患者さんは普通に歩いていますし
○「お身体は大丈夫ですか?」と聞くと
●「はい。」
でも、もちろん、とんでもないことをしでかしてしまった・・・!! という動揺や焦りで
ご自身も何が何だか分からない、パニック状態には陥っていました。
その後 色々な会話をして、現状のチェックをして、
私は違う患者さんをお待たせしていたので 仕事に戻り、警察の現場検証等・・事務的なことは
ご本人にお任せして、とりあえず現場(うちの駐車場は治療院の直ぐ隣にあります)を離れました。
何だかんだで、2時間くらいかかりました。
もともとその日は 腰を中心とした治療のために来院しての事故でしたから、
ちょっと待っていただき、予約の隙間に入れ込んで きちんと治療をしました。
その患者さんにとっては、とんでもない不測のマイナスな出来事に遭遇したわけですから、
カラダもココロもまともな状態であるはずはありません。
この患者さんはまだ、治療を始めて日が浅く 当日は4回目の治療でした。
年齢やお仕事から長い年月に渡り 腰が痛んでいたことは確かですが、
当院初診の半年くらい前に、お仕事で重いものを中腰の状態で引き抜くような作業をして
そのときに腰の痛みが強くなり、違う感じの痛みに変わったことも ご自身もはっきりと認識していました。⇒ケガをした訳です。
最初にかかった整形外科で X-p(レントゲン写真)を撮り、胸椎の2番3番と4番5番の圧迫骨折という
診断を受けました。
そして、骨粗鬆症もヒドくあると言われたそうです。
その治療としては、初めのうちは 大人しくしている様にと言われ、しばらくして(4ヵ月後位)からは
骨粗鬆症の注射を週一回で72回打つと言われて、すでに5回ほど注射を受けていました。
元々内臓(胃や肝臓)にも病気を持っていたそうです。
結局、ケガをしてからの4ヶ月間は 何もせず、自然の回復によってのみ 痛みや不自由さを我慢して過ごし、
ここ2ヶ月(約1ヶ月強)骨粗鬆症の注射を打っただけですから、ケガに対しての治療は何もされていない !! 訳です。
72歳の男性ですが 現役で製造業を営んでおられますから、カラダ勝負の肉体労働をされているのです。
この半年間 どんなに辛く、不安であったことでしょう・・・想像に難くないですよね。
良くなるどころか 少しずつ悪化し、ケガ当初の頃とは何だか?痛みの強さや場所、感じも悪くなってきている・・・
友人の方と何かのときに 腰痛の話になり、以前当院に受診され 2.3回で回復された方に紹介を受け、
来院されました。
私が初診で拝見した時には 腰に関しては、『脊柱管狭窄症』になっておられました。
腰が痛いだけでなく、右膝にまで痛みが放散してきていて 膝が真直ぐには完全に伸びきれない。
もし、膝のレントゲン写真を撮ったら 『変形性膝関節症』と言われるでしょう。→そういう、状態でした。
この方の場合、腰もそうですが レントゲン写真を撮り、何かの変化が読み取れたとするならば
それは “器質的(臓器としての物理的な変化)な問題” が起きていることは、確かだと思います。
しかし、その “器質的障害” が イコール現在の症状なのか・・・? というところが、”思案・考察のしどころ” です。
『腰の椎間板ヘルニア』などで良くあることですが、
“レントゲン写真はその撮影時の状態を客観的に映し出す” のですが、
何と言いますか・・・
その状態が ○いまも生きている~活動しているモノなのか ? →活火山状態なのか ?
●いまは治まっている~停止あるいは休止しているモノなのか ? →死火山あるいは休火山状態なのか ? を
こちらが “適切に判断し、最良の治療を施す必要がある” のです。
ところが、
ここで間違ってしまっている場合が とても多いのです。
↓
“初動捜査を間違えたために、迷宮に入ってしまった事件捜査” みたいなモノです。
割り方年配者やご高齢の方の場合には
なまじ最初からレントゲン写真を撮りそれのみで診断をくだしてしまうと、良く起きるミスなんです。
だから、
良くお話を聴いて、どういう始まりから その流れが出来て、現在にいたっているのか・・? を把握する。⇒”森を観る”(全体を観る)
↓
そうしないと、違う治療になっちゃうから 治らない !!
当たり前のコトが マイナス的に普通に起きてしまうのです。
↓
そして、
きちんと全体像を掴んだ上で “木を視る”(部分を視る)
↓
※『”治療院内で施術として行う行為”としては、”具体的になにをどうするか・・? が最重要課題”となります。』
↓
で、
どの方法で行くのが最良なのか・・? と、患者さんを総合的に診る(診療)
↓
“森も観ながら木も視る” ことを “総合的に診る=診療” と捉えて作戦を立てるわけです。
私は この患者さんを初診の時点において、『脊柱管狭窄症』と判断しました。
レントゲン画像に映っていた圧迫骨折か゛ 半年前のケガによるものなのか・・・? は今となっては
判断し難いモノになっては居ました。
が、
どちらにしても 諸々の症状から
“脊柱起立筋群(背骨~脊柱を支える諸々の筋肉)”が弱くなったコトにより、
“脊柱”そのものに負担がかかり 背骨が変形し始める前に、
『”脊柱管”と呼ばれる、「脳から下へ降りてくる脊髄(太い神経)を通す~護る管」の内側の膜の肥厚が起き
脊髄の通る空間を狭くして、圧力が上がる⇒”脊柱管狭窄状態” になっている』と、判断できました。
↓
ちなみに、脊柱は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨(仙椎)、尾骨(尾椎)で構成されています。
ですから、『脊柱管狭窄症』の治療を進めています。
ただ、この方は単に腰や脚が痛くてうちにみえた訳ではなく
「腰も痛いうえに 脚もおかしくなって来て、治らない!? どころか だんだん悪くなっている。
このまま一生治らないんじゃないのか ?
仕事も出来なくなってお金も稼げなくなり、生活が立ち行かなくなってしまうのではないか ? 」
という、
◎将来の不安(健康に関する心配から将来の不安への “負のスパイラル”)が強く芽生え始めての紹介来院でした。
“マイナス思考の権化” みたいな状態での初診だったところへ 今回の事故が起きて、
ご飯も食べれない、夜も眠れないという状況になってしまいました。
※今回のブログは とても長くなってきました
いつもなら 何編かに分けるところですが、このまま書き切ります。
元々精神的に不安定な状態でおみえになった患者さんが
3回目の治療の時には「この治療だったら治してもらえるかもしれない !!」
という状態になり始めていました。
私は腰、脚の痛みをとる手技治療⇒“カラダのケア” をしました。
併せて “ココロのケア” も同時におこなっていました。
ところが、
4回目の治療のために来院し クルマをとめようとして、事故が起きてしまった。
事故2日前に3回目の治療を終えた際に
「腰も脚もだいぶ楽になり始めて これだったらきっと治って、もっともっと仕事が出来そうです。」
というような 会話をしていました。
もちろん、今回のこの患者さんは『脊柱管狭窄症』のこじれた状態ですから、
数回の治療で治癒するモノではありません。
ただ、最初に気持ちの落ち込みを強く持った患者さんの場合
なるべく初期の治療段階で 「自分は治れる!!」と、”希望の光をはっきりと認識できるかどうか・・” は
“治療を継続してゆくためのモチベーションの維持” には 絶対不可欠、重要なポイントなのです。
患者さんの精神状態がプラス なのか ? マイナスになってしまっているのか ? というのは
具合や症状が複雑で、治るのが難しい場合ほど 関係してくるのです。
私の治療院にみえる患者さんは 複雑で治り難くなってしまった方がほとんどですから、
“カラダとココロのケアを同時進行してゆく・・” というのは 普通のコトですが、
多くの場合は 切り離されてしまうコトが多いようなのです。
確かに 一般的な外傷であれば、患者さんの精神状態とはあまり関係無しに
やるコト(医療的処置)がなされていれば、とりあえずは治れます。
言い方を変えると、
“私の治療院は 多くの患者さんが、心のケアを必要とする方々なのです。”
今回のこの患者さんもそういう状態でした。
ところが、ご自身のミスとはいえ、事故を起こしてしまった。
いや、むしろ 「自分のミスのせいで多大な迷惑と損失をおこしてしまった・・・」という
後悔や反省心のために カラダの状態も後戻りし、ココロの状態は悪化してしまいました。
さあ、
どうするか・・・?
ここからが私が今回のブログ[意識の話・・・8]に今回の出来事を書き綴った
書き綴りたかった理由・・・です。
例えば、今回のこの出来事のようなコトが 他所で起きて、カラダやココロに異常を来たし
治療のために来院される方々は沢山いらっしゃいます。
ある意味、今回の患者さんも 3回目の治療まではそうでした。
けれども、4回目からは 施術する側の私が絡んでしまった。
嫌な言い方ですが、
患者さんが加害者で私が被害者・・という関係が急に訪れた。訪れてしまった(冷汗)
正直なところ、
もし まったく知らないヒトが、ぶつかってガレージやクルマを壊したのなら、
「てめぇ~この野郎~どうしてくれるんだ(怒)~ぁ・・」みたいな “ブラックな自分” だって
私の中にも住んでいます(苦笑)
場合によっては当て逃げされちゃうコトだって、ありうる訳ですよ・・ね。
そんな事故なら 何もブログに書くような話ではない !! 訳です。
私としては 相手が患者さんであり、治りたくて私を頼りにしてくださり
ご紹介くださった方とも患者さんとも ”縁(えにし)” で結ばれて出会えている訳ですよ。
そういったことは充分解ったうえで治療という仕事をさせて頂いている訳ですよ。
そんな自分が、もし 些細な出来事でうろたえたとしたら、自分自身にがっかりするわけですよ。
でも、
自分自身がが、突発的に起きたマイナスの出来事にも ゆらぐコトなく、”ブラックな自分” は一切出ずに
“治療家としての自分” が堂々としていたコトに強い自信と誇りを感じました。
これは決して、
我慢をして見栄を張った ! とか イイ人で居たくてカッコを付けた !! というコトではありません。
逆に、
相手が患者さんだったから 冷静で居られる自分が居る !
ですから、「むしろ相手が患者さんで良かった !」と、まで言って良いか ? は何とも・・ですが・・・(苦笑)
そして、
今後の色々な処理の対応も大変ではあるし、難しい問題も控えては居ます。
しかし、
“まともな自分” さえ居てくれれば 必ず何とかなる ! どうになかるに決まっている !! と
本気で強く思える自分が居る。
私には自信がある。
早い段階で事故の後処理を終えて、患者さんにも早く治って元気になっていただき
お互いに「あの時は〇〇〇〇でしたね(笑)」と言い合えるようになります。
なんだか・・?
“独り善がりの自慢話” と “自己宣言” をしたようになってしまいましたが、それでイイんです!! (笑顔)
私は今後[意識について・・・]を継続掲載してゆきますが、
前からときどき言っている、
『引き寄せの法則・思考は現実化する』という法則と “今回の出来事との因果関係” の考察
また、
“アファメーション⇒肯定的自己宣言”
“インカンテーション⇒アファメーショにより感情(熱い想い)を込め、アクション(想いを込めた動き)をとる”
という “思考を実現する” ための一つの方法・・等のお話もしてゆきたいと思っています。
楽しみにしていてください。
とりあえずは この辺で・・・
と、したためた[意識の話・・・8]ですが 平成27年4月24日(金)に公開できました。
皆さんが読んでくださっているというコトは、円満解決し 学びを得た証であります。
話の流れがヘンですが、ご容赦ください(笑顔)